今年入社した地味に明るいねあかのT君も、
そろそろ、

【お仕事担当】デビュー時期に入った。

この半年、
先輩たちに付いてお役所に出向いてはいたが、

今回から、
『全面的に前に出なさい！』

となった。もちろん、
後ろには先輩たちが控えているが、

書類作成、お役所との連絡、
その他、一切を行う。

で、昨日は、
その一回目の打ち合わせで、

むつみさんと地味に明るいねあかのT君は、
小樽に出かけた。

まずは、お役所の担当者の方に、
『今回は、私が担当者ですが、

連絡などは、
今年入社した地味に明るいねあかのTが行いますので、

ご指導のほどをよろしくお願いします！』
とむつみさんから、

ご挨拶。
『わかりました。』

と、気持ちよく受けて頂いた。
つくづく、お客様に助けられ、

育てられていると感謝だ。
どんな仕事でも、

新人は、当たり前に【新米】だ。
お客様に待ってもらったり、

怒られたりしながら、
成長をしていく。

有難い…

打ち合わせが終わり、
『上手く話せなかったです。』

と、
反省していた地味に明るいねあかのT君だが、

会社に戻り、
打ち合わせ簿をまとめ、

そして、
わからないことは調べていた。

いいよ、いいよ、
頑張って！

そうやって、覚えていくんだよ。

今回の指南役は、ラガーマンM君だ。
ただし、打ち合わせに行っているのは、

むつみさんだから、
『ラガーマンM君に報告して、相談をしてね。

私への報告も、何が必要かはラガーマンM君と考えて。』
と、二重手間になっている。

随分な手間だが、
私の中では、

先輩も後輩も大きく育つ方法と、
確信している。

現場は小樽の高島だ。
『山の上から見る海って、こんなに綺麗なんですね』

と、
地味に明るいねあかのT君は言った。

そうだよ、素晴らしい景色だね。
この現場が、あなたの思い出の現場になるんだよ。

むつみさんも、
新人に返ったようで、

なんだか、ワクワクした。