日刊せみなりーBLOG
今じゃあ、当たり前だけど…
更新日:2015/10/21
今月の給料日は、金曜日の23日。
むつみさんの仕事の中で、
この給料の振込と支払いは、
超重要事項だ。
ネットでの振り込みになって、
はや、なん年だが、
【振り込み予約】なる機能があり、
心配性の私は、
『今日から、予約が出来ます!』
の日には、必ず予約し、
終わると、ホッとする。
やれやれ、本当にお金の扱いには、
向いていない。
振り込みでさえ、こうなんだから、
昔のように、
現金だったら、どれほど苦になることか。
私が、
初めて給与の振り込みを経験したのは、
平成元年付近だったと思う。
その当時働いていた病院で、
『皆さんのご理解が得られましたら、
給与は振り込みに致します。
これで、事務の負担はかなり減ります』
と、説明があった。
そうかもね、
と看護婦だった私にも、
事務の大変さが想像できた。
その病院は、職員数200名くらいだったが、
給料日になると、
大会議室に行く。
事務の皆さんが並んでおり、
印鑑を押して、
給料袋を貰う。
お医者さんと一緒になると、
その分厚い給料袋に目が行って、
仕方がなかった。
ボーナスなんかは、
袋に入りきらずに飛び出していたっけ。
自分の目が下品に見えるから、
見ないようにしようとすると、
余計に首が横に行く。
我ながら、自分にがっかりしたのを覚えている。
給料の振込みが決まると、
所定の銀行に口座をつくった。
『10円から口座は作れるんだよ』
後輩に教えると、
本当に10円で口座を作り、
『え?!主任さんは、1万円を入れたの!
ずるい!』
と、なぜか私が怒られた。
そんな大騒ぎの給料振り込みだったが、
今では、当たり前になり、
新入社員が入ると、
『給料の振込先を教えてください』
が、普通になった。
明日から私は会社にいないので、
『ごめん、今日、明細書を渡すね。
今月から暖房手当がつくよお』
と、朝のうちに社員に明細書を渡した。
暖房手当は、
今月から3月まで、
わずかだが、毎月でる。
さてさて、
後は、23日を待つのみである。