日刊せみなりーBLOG
LOVEらぶ北海道…
更新日:2015/11/12
先日、
親分肌のO顧問と留萌に行った帰り、
高速道路の話になった。
『道東道は、本当にできてよかった!』
『本当にそうです。日勝峠を越えなくて良いって、
本当に、重要ですね。』
私は、
うちの会社の仕事をするようになってから全道を回るが、
北海道ほど、
高速道路が必要なところはないと思うようになった。
そして、
地方の人たちほど、
それを待っている。
今は、普通に日帰りの旭川、
まさに隣町だ。
『高速道路が出来るまで、父の時代、
旭川は、泊まり出張だったんですよ。』
私が言うと、
親分肌のO顧問は、
『俺が開発局に入った頃、
高速は、岩見沢までだったな』
と答えた。
ふと、昔昔、『高速が、鷹栖まで伸びたぞ!』
嬉しそうに言っていた父の顔を思い出した。
でも、
高速が伸びたことで、
町や商売の形態が、
変わってしまうこともある。
その町を、
車が通らなくなってしまうから。
だから、
高速道路に反対の方たちもおられるが、
『今度は違う形で、
町に人を呼ぶ事を考えないと…』
と私は思う。
高速道路に限らないが、
時代の変化を前向きにとらえて、
新しい街づくりをする力を、
北海道は、持っているはずだ。
で、本日、
私は、その力を学びに倶知安に行く。
後志総合振興局が開く
【空家活用シンポジューム】を聞きに。
ニセコの事例だけでなく、
見事、再生を果たしている奈良の発表もある。
高速道路ができて、
町を車が素通りするようになっても、
人口が減っても、
電気代が上がっても、
必ず、
町を再生すると、
誓う事からなんでも始まるんだから。
『昔は、すごく繁栄していたんですよ。
昔は良かった』なんて言わないぞ。
との、思いを込めて、
小樽の仲間たちと、
倶知安に行く。
北海道が好きだから、
北海道が元気でいるために、
私が出来ることはないかしら、
会社が出来ることは、もっとないかしら。
そんな思いで聞きに行く。
私はただいま60歳、
なんとなく、
人生も北海道も、
これからが面白いような気がしている。