日刊せみなりーBLOG
今更だけど…
更新日:2015/11/27
近頃、
緊張する場面に、
名刺を渡す時、と、
社員がプレゼンをするのを聞く時がある。
私が、
名刺を渡したり、
貰ったりするようになったのは、
看護婦から転職して、
うちの会社に入ってからだが、
最初は、手渡しをする機会は少なかった。
その後、50代を越え、
異業種交流会に顔を出すようになってから、
その【名刺を手渡しする。】機会も増え、
近年は、お役所の偉い方と名刺交換をする機会も、
頂けるようになったのだが、
これが、また、緊張の瞬間だ。
場数を踏まないと、
度胸と自信は付かないが、
その場数が少ないのだろう。
毎回、名刺を出しつつ、
お尻は引っ込み、
ヘッピリ腰になっている。
また、
『あれ?、私から渡すのが礼儀だよね!
先に頂いちゃった!』
と、後悔したり、
その頂いちゃった名刺を、
どこに仕舞うのが礼儀か、
わからなくなっちゃったり、
ドギマギすればするほど、
格好が悪くなる。
そして、思うのだ。
偉い人の前には、出たくない…と。
これでは、役割は果たせないのに。
もう一つの緊張する場面である、
【社員のプレゼン】は、
多分、
自分なら、こう話すのに!とか、
言葉使いが違う!とか、
そこは、もう話さなくてもいい!とか、
常に、
自分との比較があるように思うのだ。
もちろん、
プレゼン資料は、考えに考えたものだし、
練習もしているが、
本番に強い社員と弱い社員がいるから、
『普通の説明の時には、ちゃんとできたじゃない?!
どうして、あーなるのよ!』
と、
プレゼン終了後、
プレゼンした社員の上司に、
噛み付いたりする。
その上司曰く、
『上がったんですよ、あんな偉い方を前にしたら上がります。』
いやあ、そうだけどさあ。
と、
ブツブツ言いながら、
自分も偉い方に名刺を渡すとき、
ついつい、慌てて、間違った渡し方をするものね、
と、心を落ち着ける。
とは言うものの、
上がらないほど練習する、
上がっても、
口も手も自然に動くほど練習する、
事が重要だ。
『プレゼンの話し方という研修をしようか』
と、その上司に言ったら、
『それもいいかも知れませんね。』
と、返ってきた。
名刺の渡し方、
話し方、そして、効果的なプレゼンの仕方、
社会人になって、
ながーくたつと、《今更聞けない》事も増えるが、
もう一度、
みんなで勉強しようかなと、
来年の社員(私も含めた)研修案を、
考え中だ。