日刊せみなりーBLOG
ふうふ、って奴は、ふしぎーなものですね♪
更新日:2015/12/05
夫ことモゴモゴN社長繋がりで、
素敵な方々と知り合いになった。
昨晩は、
その方たちとの忘年会。
それは、
元開発局職員のご夫婦たちだ。
うちの会社のお客様は、
お役所で、その中に開発局も含まれるが、
その職員や奥様たちと、
個人的に繋がることはまずない。
だから、
世界が違う!と思っていたが、
【仕事が大好き!】で、仕事に生き、
でも、
『妻や家族がいればこそ、
口には出しませんが…』の夫たちも、
『夫も支えてきたけれど、
自分の生き方も持ってきました。
仕事もして。』の妻たちも、
夫や私と姿が重なり、
職場が民間であろうと、
お役所であろうと、
戦後の日本を作ってきた、
前向きな男女の生き方は、
通じるものがあるのだな、
と、妙に感動した昨晩だった。
『そりゃあ、男性たちは楽しいでしょう。
現場に泊まり込み、
思いっきり仕事をして、
夜は仲間たちと酒酌み交わし、
語り合い、
週末は、
両手に、
あふれんばかりの洗濯物を持って、
妻や家族の元に帰り、
月曜日、再び、仲間たちの元に戻る、
のだから。』的な事を言ったら、
夫たちはみな、頷いた。
開発局の職員の皆さんが、
全員そうではないが、
現場に関わる人たちは、
多くは、このパターンで、
北海道の道を造り、
ダムを造ってきた。
その間、家を守り、
子どもを育ててきたのは妻たちだが、
この忘年会に集まっている妻たちは、
夫を全面的に支えつつ、
【自分の生き方】を持った人たちだった。
夫の転勤先でも、仕事を探し、
続けてきた方、
『独身寮の寮母を先々でしてきたの』
と言う方、
『明日も、仕事なの、
楽しくって、やめられない』と言う方、
それぞれに、
自分の生きてきた道を、
語ることが出来る女性たちだった。
私は、
開発局の仕事に生き甲斐を感じ、
まさに、
男のロマン!を地で行く夫たちの話も、
興味津々、
感動物語だったけれど、
『色々、ありましたよ』
と言いつつも、
夫婦として、
共に歩んできた女性たちの話に、
心が引き寄せられた。
昨日が結婚記念日だったという奥様が、
『色んな事があったけれど、
我慢をして頑張ってきたから、
今の幸せがあると思っています。』
と、仰った。
そして、
本当に奥様たちは幸せそうだった。
そして、
そんな妻たちを見ながら、
歌う夫君たちも、
幸せそうだった。
『じーんせい、ってやつは、
不思議ーなものですねー』
と歌う私の夫の声に、
なんだか、涙が出てきた夜だった。