日刊せみなりーBLOG
入社1年目の今頃は…
更新日:2015/12/07
今日は、地味に明るいねあかのT君と、
小樽に行った。
新しい仕事の打ち合わせだ。
エレベーターのないお役所なので、
階段を、心の中でよっこらしょ!
と言いつつ、
三階まで上がった。
何度か、
お仕事をさせて頂いているお客様なので、
心も軽やか、
笑顔も自然だ。
この年になっても、
新しいお客様の所に行く時は、
笑顔も硬い、と思う。
私は、昔、
看護婦をしていたが、
白衣を着ると、
どんな患者さんでも、
物怖じせずに話せたのに、
白衣を脱いだ途端、
患者さんに会っても、
笑顔がなんとなく、硬かった。
かなりの人見知りだからだろうか。
だから、
商売替えで、うちの会社に入り、
お客様であるお役所の方々と、
お話をするのが苦痛だったが、
お客様に支えて頂き、
どうにか、ここまで来た感じである。
打ち合わせ後、
名刺をお役所のみなさんにお渡しして、
では、失礼します!
と、帰ってきたが、
帰り道、
地味に明るいねあかのT君が、
言った。
『僕も、一緒に、
名刺をお渡しした方が良かったでしょうか?』
あ、そうだったわね。
紹介して、歩けばよかったわ。
お役所の営業は、
名刺を各机に置きながら、
ご挨拶をする。
慣れないと、
書類がいっぱいの机の何処に、
名刺をおけばいいのか、わからない。
だから、
地味に明るいねあかのT君にも、
教えてあげるべきだった。
と、反省をした。
地味に明るいねあかのT君は、
今年入った新人だ。
お役所の雰囲気に飲み込まれて、
緊張していたようだ。
どんな仕事も、
人との付き合いである。
打ち合わせも、
名刺を渡すのも、
ご挨拶も、
まずは、慣れるしかないのよ。
と、
心の中で思ったが、
今日の自分は、
新入社員への気遣いが足りなかったようだ。
それとも、
新人といっても、
もう、8ヶ月が過ぎたのだから、
そんなに気にしなくても、
いいのかしらと、
ちょっと、迷った小樽になった。