急に、
暮れがやってきた。

毎年の事だけれど、
ギリギリまで仕事に終われ、

後数日で御用納め！
となって、

初めて、
年の瀬を実感出来る。

今年も、
昨夜からやっと、

今年も終わるんだなあ、
と、思い始めた。

今日からは、
本州の娘家族も集合し、

まさに、
お正月！近し！だが、

いつから、
この【区切り】ができたのだろうか。

先人たちの知恵なのだろうか。
ふと、もし、

この【区切り】がなかったら、
どんなに、

だらだらとした人生になっていたことか、
と思う。

今年を振り返り、
色々あったけれど、

前を向けた事に、
よし！と、頷き、

来年は、
こう生きたいと胸に夢と希望を抱く。

この感じが、
年の瀬の好きなところだ。

会社は、
3月決算だから、

まだ平成27年度は終わっていないが、
それでも、

『今年はお世話になりました。
来年もよろしくお願いします！』

と、ご挨拶に回る。
この1年を締める感じが、

なんとも、心地よい。

一年という区切りが、
月との関係で出来たのか、

太陽の関係で出来たのか、
もしかしたら、

学校で、
教わったのかも知れないけれど、

全く覚えていないが、
四季がはっきりしていて、

一年の区切りを重んじる、
日本の風習は悪くないなあ、

と思う、
還暦の年の瀬だった。