日刊せみなりーBLOG

へええ、そうなんだ!と知った事。

更新日:2016/01/13

うちの会社のお客様は、
自治体や国なので、

ほとんどのお仕事は、
入札で頂く。

その入札は、
『間違っちゃった!』は、

許されず、
かなり、厳しいものだ。

今は、
殆どがネット上で入札をするが、

一昔前は、
紙入札であり、

間違っちゃった!だけでなく、
遅刻しちゃった!も、

許されないので、
午前中に入札の時は、

前泊をしたが、
近すぎる小樽は、

仕方なく早朝に出かけた。
JRも早朝は快速がなく、

各駅停車に乗った。
その小樽駅の朝の風景で、

いつもびっくりしていたのは、
駅舎まで続く【タクシー待ち】の、

長蛇の列である。
どう見ても、学生さんに見えるから、

小樽商大生かしらと思ったが、
タクシーで通学がピンと来なかった。

ある日、
小樽の友人に、『当たり!商大生!』

と言われ、
それでも腑に落ちなかったが、

本日、
Facebookの投稿で、

初めて、意味が飲み込めた。
この乗り合いタクシーでの通学は、

ずいぶん前からあるらしく、
ルールがあり、

並んだ順に4人ずつ乗る。
もちろん、知り合い、知らない、

は、
関係ないそうだ。

そして、
降車時、助手席の人がお金を払い、

降りてから、
後ろの3人が助手席の学生にお金を渡すのだが、

今は、
だいたい760円なので、

後ろの3人は、
200円ずつ払うと決まっていると言う。

助手席の学生は、
少し得をするらしい。

投稿していた人は、
『だから、お金がない時は、

助手席に座りたい』と、
書いていた。

なんと、
合理的な決まりだろうと思った。

そして、
そのルールは、変わることなく、

引き継がれている。

紙入札が減り、
朝のタクシー乗り場を、

見ることがなくなったが、

今の樽商生は、
小樽に部屋を借りる人が少なく、

札幌から通う学生が多いから、
タクシーに乗る長蛇の列は、

より長蛇の列に、
なっているのかもしれない。

数少ない商学部単独大学の、
小樽商科大学だから、

その合理性を思いついたのかしらと、
ちょっと嬉しくなった投稿だった。

記事一覧