今の時期、
税務署に【未納はありません】証明を、

頂きに行く。

うちの仕事は、
入札でほとんどのお仕事を頂くが、

その資格審査で、
この【税金は、全部払っています！】

の証明が、必要になるのだ。
確かに、税金で行っている仕事である。

税金が未納では、
資格がない。

で、
【その3の3】と呼ばれる証明書を、

取りに、
南税務署に行ってきたのだが、

確定申告も始まり、
税務署は混んでいた。

ただし、
毎年、わかりやすくなっている。

様々な用紙が、
棚に置かれ、親切な若い女性や、

おじさま世代が、
案内に立っており、

市民の皆様の質問に答えたり、
説明をしていた。

私が貰う証明書は、
すぐに頂けたが、応対してくれた女性も、

男性も、感じが良かった。
また、相談窓口で、

親身になって、
申告書の書き方を教えている女性の相談員も、

『絶対、マナー指導を受けているわ！』
と、思うような感じの良さだった。

おおおお
時代は大きく変わっている。

お役所でも、
接客マナーを学ぶ時代なのだ。

税務は難しい。

簡単な確定申告でも、
日本人には馴染みが薄く、

意味、わかんない！
という代物だ。

何せ、
働いていても、

源泉徴収なるもので、
税金は収められ、

自分たちが、
税金をどうやって払っているのか、

実感がない。
稀に大病をして、

医療費控除なんかをするときに、
初めて、意味が少しわかるくらいか。

だから、
市民の皆さんの質問は、

プロから見たら、
幼稚なものなんだろうに、

あんなに丁寧に笑顔で
答えているのは、凄い。

と、
素直に感動をした。

そして、
どんな接客教育を受けているのかしら、

と、興味を持った。
いつか、

税務署に行くのが、
億劫でない時代が来るのかしら？

と思いながら、
明るい警備員の方に送られて、

税務署を後にした。