日刊せみなりーBLOG
LOVE北海道!
更新日:2016/02/19
私は、
身びいきが強いが、
それは、
我が北海道にも、ある。
旅行者には、気に入って貰いたいのだ。
先日の夜、
私は会合があって小樽に行った。
帰りは、
南小樽駅から、汽車に乗る。
時刻は、
もうすぐ、夜の9時、
さすがに、待合室は、
人が少なかったが、
向かいに座った学生風の青年が、
『すみません、急に変な事を聞くようですが、
この坂を行ったら、
チャイムがありますか?』
と、私に聞いた。
『あ、チャイム?ありますよ。
オルゴール堂の前に大きな時計があって、
それが、なります。』
その青年は、ニコッと笑って、
『そうですよね、そうですよね。』
と言った。
私は、ははーんと思い、
『チャイムは、幽霊ではありませんよ。』
と、続けた。
青年は、
『今、水天宮に行ってきたんですけれど、
水天宮を出た所で、
急にチャイムがなって、ははは、
そうですよね。』
と、また笑った。
小樽の水天宮は、
雪深く、暗く、そして、
霊がやどる感じだから、
想像外のチャイムは怖かったでしょう。
その青年の友人2人が、
ホームで待っていた。
関西弁で話す青年たちは、
夜の雪の小樽を青年らしく楽しんでいた。
『これ、おしゃまんべって、読むんだって。
こっちは、くっちゃん、だって!』
『すげえなあ、北海道は。』
青年3人は、
ホームにかかる【長万部、倶知安】の標識を見て、
喜んでいた。
ありがとう!
おしゃまんべやくっちゃんの地名を、
すげえなと言って、
明るく元気に北海道を楽しんでくれる青年たちが、
嬉しかった。
そうなのよ!北海道は凄いのよ!
来てね、また、来てね!
身びいきの強い私は、
北海道を楽しんでくれる旅行者を見ると、
元気が湧いてくるから、不思議だ。