仕事で、いわき市に来ている。

私は、結構、
色んな県を訪れている方だと思うが、

福島県は初めて。
そして、2月に本州に来るというのも、

珍しい。
札幌では、大雪が降り、

あちこちで、
事故が起きていると言うニュースを、

いわき市のホテルで見たが、
こちらは、青い空！であった。

ただし、寒い。
青い空の分、寒い気がした。

でも、あちこちで、
梅が咲き、美しい。

そして、
さざんかが、咲いていた。

童謡でこそ知っていたさざんかだけど、
実物の花を見るのは初めてだった。

椿を可憐にした感じだろうか。

さざんかさざんかさいたみち
たきびだたきびだおちだきび
あーたろうかあたろうよ
きたかぜぴーぷー
ふいている

なつかしい歌が口から出たが、
歌詞はこれであっているかな。

この歌の通り、
寒い季節に咲くのがさざんかのようだ。

そういえば、
この童謡の一番は、

かきねだかきねだ、、
から、始まった気がするが、

さざんかは、
本州の垣根にはよく使われている。

北海道だったら、
オンコ、イボタ、なんかが多いが、

これまた、
地方によって違うのだなあ、

と興味深い。
何せ、仕事では、

この垣根を調べたりするから、
ついつい、

立ち止まって見たりした。

いわき市は、綺麗な街だ。
と言うのが、第一印象だった。

こじんまりとしているけれど、
綺麗、

蔵のある家も見られ、
旧家が多いのかなとも、

思った。
震災の後、

建て直された家もあるのかもしれないが、
今風の家の中に、

これぞ日本家屋！
と言うモルタル仕上げの、

立派な平屋も見られ、
街を歩くのも楽しい。

さざんかさざんかさいたみち♪
歌と一緒に、スキップが出そうだ。