日刊せみなりーBLOG
正確だけど…
更新日:2016/03/09
わたし、運動神経がないから…
と、先日、言ったら、
『運動神経がない人はいないから、
今は、運動能力が低いから、
と言うのよ。』
と、娘に言われた。
え!そうなの!
なんだか、納得が行かなかった。
確かに、
運動神経がない、とか、
運動神経が悪いとか、
日本語としては、
おかしいかもしれないが、
運動能力が低いでは、
あまりに余りではないか!
と、思う。
人には、
それぞれ不得意得意があるが、
私の場合、
不得意が幅を効かせているが、
その中でも、
運動は、この上もなく不得意だ。
自転車にも乗れないし、
逆上がりも出来ない。
跳び箱も飛べなかったし、
平均台も歩けなかった。
もちろん、
バレーボールも球を打てないし、
卓球もテニスもバトミントンも、
ラケットに球が当たった試しがない。
だから、
運動神経が悪いとか、
ないとか、言ってきたが、
これが、
『運動能力が低い』と表現されたら、
立ち上がれないような、、、
気がする。
まあ、低いんですけど。
言葉は、
的確すぎても、
角が立つ。
少し、ずれた表現の方が、
ユーモラスで、
良いような気がするのは、
私だけか。
と、口を尖らせたが、
ふと、
的確な表現にこだわってきた自分に、
気が付いた。
あら、まずかったかしら。
相手に間違いなく届くように、
的確な表現で話すと、
時には、的確すぎて、
ズバッと、
ナイフを
刺していたかもしれない。
運動神経が良い人は、
運動能力が高いと言われて、
気分を悪くなる事はないが、
逆は、大有りだ。
これからは、
言葉を選ぼうと思ったが、
舌の運動能力だけは高いので、
勝手に動かないようにしなくては、
と、
思った次第だ。