ここ数日、
札幌の南区は、気温は高いが、

南風が強い。
あら、南風なら暖かいわね、

と思われるのは、
多分、道産子ではない。

今の時期の、
南風は、寒い！のだ。

でも、確実に雪は溶ける。
風は雪を溶かしながら吹くから、

風は冷たい。
と、言うべきか。

そして、南風で溶けた道の雪は、
テッカテッカのスケートリンクになった。

おまけに、
そこに水が付いているから、

ぎゃおーん！
やばいじゃん、と、

ペンギン歩きで、
よちよちよち、、、

中道は、溶けた泥水が、
音を立てて、

下水溝に流れ込み、
あちこちで、

氷割りが始まった。

寒いけれど、
これが北海道の春の始まりだ。

冷たい南風が、
雪を溶かし、

もっと溶けろと、
氷を割る人、

よちよち歩きの人も、
春を感じて、

嬉しいが、
山の雪が溶けないと、

本当の春は、来ないのよねえ。
久しぶりに出たアスファルトを、

コツンコツンと鳴らしながら、
それでも、やっぱり嬉しくて、

両手をポッケに入れながら、
るんるんしてたら、

会社の前で、
やば！転ぶところであった。

当社においでの皆様、
氷割りをしているのですが、

ツルンツルンがひどくなるばかり、
どうぞ、お気をつけておいで下さい！

春近し、なんだか、
気持ちがはやる3月中日だ。