日刊せみなりーBLOG

日本最北端の街だけど。

更新日:2016/03/22

テレビでも、
Facebookでも、

桜の便りがちらりほらり、
聞かれる中、

本日、
モゴモゴN社長とシャイなO専務は、

留萌稚内の営業に出かけた。
今年に入り、

『稚内に行くぞ』
と言うと、天気が荒れて、

『延期になった!』
を繰り返していた。

『幾ら何でも、大丈夫じゃない?』
と、やっとのこと、

出かけたわけだ。
冬の間、いつも、

ホワイトアウトが起こるわけではないが、
稚内への冬道は怖い。

一体、開拓時代は、
どうやって物資を運んだのだろうか?

船か?とも思うが、
冬のシケも半端ない。

もっとも、
我が父は、樺太からの引揚者だから、

その稚内より、
もっと北で生まれたことになるが。

今年度も、
もうすぐ終わりだけれど、

今年度の私の収穫の一つに、
稚内に行けたこともある。

それも仕事ではなく、
天塩の現場が伸びて、

宿泊場所がなく、
稚内に泊まりに行ったのだ。

初めて見る稚内は、
思っていたより、

ずっと、垢抜けていた。

冬になると、
陸路は、ホワイトアウト、

海路は大時化、
なんとなく、

寂しい港町のイメージだったが、
実際は、違っていた。

札幌から、
地方都市を想像してはいけないと思った。

北海道は広い、
そこそこに、歴史があり、

その街が、
できていく風合いがある。

日本最北端の街、
どんな、歴史があるのだろうか、

生粋の道産子だけれど、
北海道のこと、

知らない事ばかりだな、
と思った。

記事一覧