今年度は、
三月納期の仕事が多くて、

なんとなく、落ち着かず、
年度末の感じが薄い。

で、ついつい、
年度始めの北海道神宮への、

お参り予約が遅れていたが、
『今年は何時？』と、

シャイなO専務に聞かれて、
慌てて予約をした。

北海道神宮に、
お参りをするようになってから、

何年がたつだろうか？
もともと、創業者の父は、

戦争がなければ、
神主になっていた人だから、

会社の神棚には、
年初めなど、みんなでパンパン！

柏手を打っていたが、
気がつくと、

年度始めの神宮参拝は、
恒例行事となっていた。

まあ、
信仰の自由ではあるが、

日本人にとって、
神社は日常的であり、

今のところ、
都合がつく限り、

社員みんなで参加している。
それにしても、

祝詞で面白いと思うのは、
住所を言うところだ。

さっぽろはみなみくかわぞえ5じょう2ちょうめ♪
と、神主さんが言う。

うーん、
神様も住所を頼りに、

祈願先を、
間違えないようにしているのだろうか？

『祈願は昨年と同じですか？』
北海道神宮の電話受付の方が言った。

この方達も、神主さんだ。
『はい、同じです。』

『では、商売繁盛と、
社員とその家族の健康を祈願ですね。』

そうです！
商売繁盛はもちろんの事、

社員だけでなく、
その家族の健康も大事だから。

バタバタと、
今年度の仕事が、

社員みんなの手で、
納められていく。

さあて、
来年度も頑張れるように、

神宮で元気に柏手パンパンを、
してこよう。

あと、1週間ちょいで、
我が社も明るく新年度を、

迎えられそうだ。
感謝、パンパン。