日刊せみなりーBLOG

毎年なんだけれどねえ

更新日:2016/04/09

休みなのに、
5時前に目が覚めた。

そのまま、
ごそごそ起きて、

一人、居間へ行き、
ベランダのロールカーテンを開けたら、

雪が舞っていた。
やれやれ、、、、

これが、
北海道の4月だから仕方がない。

と、ちょっとため息だ。
天気予報を見たら、

日中は、晴れらしく、
雪マークはなかった。

良かった。

昼過ぎ、
小樽に向かった。

小樽の古い趣ある建物を
再活用するための

マッチング事業のNPOを
立ちあげて4年目、

少しずつだが成果が上がり始め、
それに伴い、

小樽を訪れる回数が増えている。
今日の小樽は、

どんな顔をしているのだろうか。

の前に、札幌駅。
寒い!この季節、ダウンを着られないのが辛い。

と、ブツブツ言いながら、
駅構内のストーブがある待合へ急ぐ。

ストーブを、
取り外していたらどうしよう、、

と、心配したが、
さすが、北海道のJRだ。

ストーブは赤々と燃え、
その周りの椅子は、

人でいっぱいだった。
そうだよね。

寒いもの。
スカートを履いてきたことを悔いながら、

足をストーブに近づける。
あったかーい!

あー幸せ♪
この感じ、本州の春よ♪の方々には、

わかるまい。
あーこのまま、ここに居たい。

ギリギリまで、
ホームには上がりたくない。

と、
スプリングコートの前を

しっかりしめた。
早く本当のはる!来い!

である。
小樽行きの列車の中は、

暖かく、
窓から見える晴れの景色は、

やっぱり、春だった。
銭函の海も、

群青色から緑がかった青に変わり、
空色にふわふわ白の雲が綺麗だ。

JRは、
海岸線をくねくね走り、

小樽の山が見え隠れした。

あ!
小樽の山の雪が消えていた!

なんと早い春なんだろう。
札幌駅で震えていたことも忘れ、

急に心がうきうきした。

毎年の事だけれど、
この春と冬の繰り返しが

なんとも、
北海道らしい4月だ。

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