4月に入り、
すでに11日、早いものだ。

うちの新人Oさんは、
今日もキラキラ出社した。

不思議なもので、
毎年、新しい社員が増えると、

職場は、
良い緊張感と明るい空気に包まれる。

そして、
社員たちも少しだけ、

よそ行き顏になる。
特に、うちの会社は、

地が出やすい会社のため、
その差が見えやすい。

もちろん、私もだ。
オホホホとはならないが、

『ちょおとお！』の声は、
聞こえなくなり、

『金曜日、ストーブがつけたままでしたよ。
気をつけてね』の言葉も、柔らかい。

2年目の地味に明るいねあかのT君も、
3年目の気遣いU君も、

先輩らしい顔になり、
仕事もきっりとして来るのも、

新人効果だ。
もちろん、大先輩もどこか明るい。

そうなのだ、
中小企業は、

こんな小さな変化も見えやすい。
そして、みんなの変化が仕事に現れてくるのだ。

15人ほどの人間が、
うちの会社を作っている。

みんな、
15分の1を担っている。

凄いなあ、
いいなあ、と、思っているのは私だけか。

モゴモゴN社長の方針は、
大家族主義だ。

だから、
新人Oさんから貰った明るさで、

我が家は、
ただいま春に突入だ。

春は、芽吹きの時期だから、
全速力では走らないが、

花が咲き誇る夏や、
たわわに実がなる秋に向けて、

補償セミナリーは、
新人Oさんをみんなで支えて、

始動開始だ！