日刊せみなりーBLOG

年齢的進歩?!

更新日:2016/04/12

明日から、
福島に出張である。

2月に引き続き2度目だ。
今は、きっと桜が満開なのではと、

仕事だが少し嬉しい。
が、

『支払い振込と給料の予約をし、
現金の支払いと合わせをし、

頼まれている文章を2本書き、
決算の見通しを立て、、、』

と、
本日中に終わらせる仕事が、

がーん、、、とあり、
朝から時間スケジュールを立てて、

狭い会社を立ったり、座ったり、
走ったりしながら、

時計とにらめっこをし、
頭を回転させているが、

回転しない。

ふと、
昔の看護婦時代を思い出した。

だあれも昔の私を知らないから、
自信を持って言うが、

これがまた、出来る看護婦だった。
特に、急患が得意で、

救急車が立て続けに来たもんなら、
行くわよ!状態で、

アドレナリン全開!
頭はフルに回転し、

手も足も口も目も耳も、
全てが最高の動きをした。

でも、
そんな私を見て先輩の看護婦は、

『看護の本質はそこにないのよ』
と厳しいことを言った。

今は、
全く畑違いの仕事とは言え、

昔のように頭も手も足も耳も目も、
動くことも回ることもなく、

唯一、
口だけがかろうじて回る感じか。

と、時計を見ながら、
『これは、残業だわね』だ。

でも、
昔より年を取った分、

色々な事を経験し、
人が生きる事を

感じられるようになったようだ。

どんな町で、
どんな仕事をし、

どんな家族や仲間と、
どんな人生を歩んで来たのか。

昔、患者さんに聞いたことを、
今、調査をしている時に、

お聞きすることが多い。

仕事って、
基本、みんな、一緒なのかもしれない。

今日の仕事の半分が終わった時、
そんな気がした。

あーこう言う、感性は育ったのね。
でも、スピードは落ちた。

あーこれから、
残りの仕事をしよう。

昔は苦手だった、
感性的な仕事、

今のような感性を持って看護婦が出来たら、
先輩は褒めてくれるかしら、

なんて思った。
さあ、やるかあ!

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