日刊せみなりーBLOG

桜!さくら!サクラ!

更新日:2016/04/15

一昨日から、
福島県いわき市に来ている。

人間とは、
かくも環境に順応するものなのか?

と思うほど、
札幌の寒さを忘れた。

暖かい。

そして、そして、
私たちを迎えてくれた景色は、

桜!さくら!サクラ!
だった。

それも、自然の桜が素晴らしい!
いわき市から楢葉町に向かう山の道、

くねくねを曲がる度に、
『わああああ!綺麗!』

と、私が叫ぶので、
しまいには、『うるせえぞ』と、

モゴモゴN社長に怒られた。
でも、叫ばずにはいられない。

まだ、茶色の山の中に、
あふれんばかりに桜が咲く様は、

心が踊る。
そして、そして、

山間部に点在する住宅の周り、
神社、お寺の周りには、

多くの桜が植えられて、
それぞれの桜の木々は、

その樹齢を感じられるほど大きくて、
ただただ、感嘆符とお口あんぐりの、

感動なのだ。
ソメイヨシノの薄ピンク、

ヤマザクラのやや濃いめのピンク、
八重桜の濃い濃いピンク、

それらが、幾重にも重なり、
『いかがかしら、私たち』と、

微笑みかけているようだった。

もしかして、
本州の春は、

どこもこんな感じなのだろうか?
明らかに、北海道とは違っていた。

以前読んだ本に、
『日本人の精神性は、

春の桜より、
秋の紅葉に寄るところが多い。』

と、あったが、
いやいや、春の桜の優しさも、

やっぱり、
日本人の精神性をつくっているのでは、

ないかと思った。

『枯れ木に花を咲かせましょう!』
花咲爺さんは、

桜の持つ力を、
知っていたのかもしれない。

この景色を見れて良かった!
と、ホテルに帰ったら、

【福の咲く福島、桜の国】のポスターが、
あった。

やっぱり、
福島の桜は有名なようだ。

是非、来年の桜の季節には福島へ。
心が、ふっくらピンク色になりますぞよ。

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