日刊せみなりーBLOG

乗りたかったなあ!

更新日:2016/04/22

昨夜、
家でテレビをつけたら、

【カシオペア最後の旅】をやっていた。
新幹線が開通し、

寝台特急は終わったが、
そのカシオペアの特集だった。

『これ、見たい!』
夫に言った。

私は、寝台車が好きだった。
小さい時に、

母の実家、
岡山に行く機会が多かったからかは、

わからないが、
寝台車と聞くとワクワクした。

だから、
北斗七星もトワイライトエクスプレスも、

カシオペアも、憧れだった。
札幌駅に行き、

これらの汽車がホームにあると、
窓から覗き込んだ。

あーいいなあ、
いつか、乗りたい、、、と、

願った。
が、悲しいかな相棒の夫は、

『なんで高いお金を出して、
長い時間をかけて行くんだ』

と、飛行機派だったので、
カシオペアの旅は、

実現しなかった。
あー残念。

私の父も寝台車が好きで、
『むつみ、寝台を取るときは、

一両目車両の1番がいいぞ。
二等なのに、寝台が二段だ。』と教えて貰った。

二等は三段ベットで、
一等は二段ベットの時代だった。

車両の上に、
機械があるところだけが、

三段を作れず、
二段になるのだった。

そんな事を思い出していたら、
夫が言った。

『 お前は、寝台車が好きだから、
北海道新幹線にも、乗ろうと言うんだな。』

それは、関係ないわよ!
と、なぜだか、ムッとして答えたが、

ふと、
そうかも知れないと思った。

私の中で、
【汽車】は、幼い時の思い出と繋がる。

いや、青函連絡船もそうだ。
だから、余計に、

北海道新幹線に乗りたいのかも知れない。

幼い時、
家族四人で楽しく乗った寝台車、

あのカーテンも階段も、
朝の洗面も、楽しい思い出だった。

『次の会社の研修は、
やっぱり北海道新幹線に乗る旅にしようよ』

カシオペアには、
乗れなかったから、

せめて、北海道新幹線には、
絶対、乗る!ぞと、思う。

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