日刊せみなりーBLOG

色んな違いは

更新日:2016/04/26

今年の2月と4月に行った
いわき市出張では、

品川発の特急に乗った。

いわき市まで、
3時間弱というところか。

車窓から見える景色は、
北海道では、

あまり見かけることのないものだった。
特に、水戸の前後にある集落は、

ここは庄屋さんの家だったのね!
と言う所が多く見られた。

それも古い家々は、
よく手入れがされていた。

すごい、
今でも普通に使っているのだ。

よく
本州からお客様が見えられると、

『北海道って、日本じゃないみたい!』
と言われるが、

なんだか、
その感覚がわかる気がした。

道産子の私から見ると、
その『庄屋さんちみたい!』は、

完全に異文化だった。

多分、
本州育ちと道産子では、

何かが絶対違うと思った。

どちらがいいとか
悪いとかではなく、

様々なものに対する感じ方が、
違うような気がするのだ。

もちろん、
北海道は広いから、

それぞれの地域で、
色々だろうけれど。

塀のない家が多い北海道と、
庄屋さんちでなくても、

しっかりと
塀が回された家々が多い本州とは、

生活の仕方や感性が違って、
当たり前なのかも

知れない。

感性と言えば、
本州の側溝にふたがないのも

不思議だった。
あの細い道路なのに、

車も人も落ちないのかしら?

と、不安になる。
いやいや、

絶対に落ちているはずだ。
と、思う。

もう一つ不思議なのは、
右折左折のタイミングだ。

あ!危ない!
と、思うタイミングで、

みなさん、曲がる。
思うにこれは、

北海道の道は混んでいない分、
車のスピードが速いので、

車間距離がしっかりないと
曲がれない

のに対し、
本州は道が混んでいるから、

勇気を持って、
ひゃっと飛び込まないと、

いつまでたっても曲がれないが、
スピードが緩やかなので、

ぶつからない。
違うか…

何につけ、
北海道と本州は

何かにつけて違うのは、
風土と歴史の所為なのね、

と、
長い福島出張で理解した。

それにしても、
側溝は、

やっぱり蓋をしてほしいものだ。

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