日刊せみなりーBLOG

札幌オリンピック♪

更新日:2016/06/08

久しぶりに、
広報さっぽろを見た。

一生懸命作ってくださっている札幌市の皆さんには、
申し訳ないが、

忙しさにかまけて、
ついつい、

目を通さない事が多いが、
今回は、冬季オリンピック誘致の件が、

トップにあった。

『1972年の冬季オリンピックの財産を生かし、
札幌ならではの大会に』

と、
秋元市長のコメントが載っていた。

あれは、
そんな昔だったのかと、

感慨深い。
私が、17歳の時だ。

スポーツに全く興味がない私でも、
ジャネットリンには、感動した。

そして、
やっぱり、日本人には、

フィギュアスケートは無理なのかしら?
と思った。

何せ、
普通じゃない運動音痴の私は、

実は、
このくらいしか、記憶がない。

でも、
オリンピックを機に、

市電は縮小され、
地下鉄が整備されて、

札幌は、
大都会を目指し始めた。

私の通学の足も、
市電から地下鉄になった。

あれから、44年。
フィギュアスケートは、

日本は世界レベルになり、
市電は、環状線になり、

開発された街中を、
ゆっくり、チンチンと走っている。

真駒内アイスアリーナも健在、
真駒内屋外競技場では、

毎年、
有料の花火大会が開催され、

多くの人を呼んでいる。
変わった事も多いけれど、

残されて、
味わい深くなったものや、

ほんの少し、
昔の感覚が取り入れられた催し物も増えた。

大通りの屋台祭りの多彩さも、
その一つなのかも知れない。

2026年のオリンピックは、
1972年の財産を使えるだけ、

使う、と言う。
高度経済成長の真っ只中で、

突っ走りながら作った昔のオリンピックから、
成熟期に入った経済の中で、

じっくりと、
人に優しいオリンピックを目指すようだ。

広報には、
ソチオリンピック女子スキージャンプ代表の、

高梨沙羅さんのコメントも載っていた。
1972年には、

女子のジャンプが、
オリンピック競技になるなんて、

まして、
日本の選手が注目されるなんて、

夢にも思っていなかった。

2026年なら、
私も生きていそうだ。

未来は、面白そうだ。

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