日刊せみなりーBLOG
旭川、、、旭川
更新日:2016/06/16
私は、
線路が好きなのかも知れない。
昨夜から泊まっているのは、
旭川JRインホテル。
旭川駅に隣接し、
どこの部屋に泊まっても、
線路が見える。
今回の部屋は、端っこだったので、
まるで線路の上にいる感覚だ。
朝目覚めて、カーテンを開けると、
目に飛び込んで来るのは、
切れ目なく続く山々と、線路、
川、橋、そして、街。
河川敷は、一見、自然のままに見えるのは、
護岸工事が必要最小限なのだろう。
河川敷の樹々が、
ホッとさせてくれる。
そして、その川にそうように、
複線の線路が走る。
駅に近づくと、
複線は、7本に分岐して、
駅に入る。
朝早く、
一両の電車が走った。
どこに行くのだろうか。
なんだか、胸がキュンとする。
線路は、微妙にカーブをして、
川から離れていく。
目に見える山々は、
優しい形をしていた。
盆地の旭川は、
当たり前にぐるり山だけれど、
その山は、
思ったより高くないし、
尖っていない。
うちの会社に入ってから旭川は、
何度もきたけれど、
見ていなかったのだな、
と思った。
優しい山々に囲まれて、
広い平野を持つ旭川、
なだらかに広がる街並み、
そこに、南北に走る線路と川。
私が、
このホテルを気に入っている理由の一つは、
この景色にもあるのかも知れない。
急ぎ足で、
目の前の仕事に忙しく、
顔をあげて、
ゆっくり景色を見ずに生きてきたのかな、
もったいない事をした。
旭川は、
観光シーズンに入り、
ホテルの室料は、
うそお!の金額になりつつあるが、
もう少しお安い時に、
是非、最上階の端っこの部屋に泊まり、
この最高の景色を、
独り占めしたいと思った。