【類は友を呼ぶ】の
真逆の話を会社で聞いた。

それは、

わがままな人ほど、
良い人の友人を持つ

と言うものだ。
そうかも！と納得したが、

多分、
そのわがままな人と言うのは

憎めないところを持った人
なのではないだろうか。

本当にわがままだけだったら
だあれも寄ってこないだろうし、

感謝を表さなかったら
どんなに人の良い人でも

どこかに行ってしまうだろう。

そう言えば
昔から私の周りには

優秀な才能を持った友人たちが
いっぱいいた。

いや、今もだ。
私自身は、不器用で実務能力は平均以下、

いわゆる、
【のろま】だけれど

俊敏で実務能力に長けた友人が、
あーだのこーだの

助けてくれる。

友人ではないが、
夫がそのいい例で

挙句は
家の掃除までしてくれるように

なった。

『ありがとう！』『 助かるわ！』
は、もちろん言っている。

だって、掃除機って重いでしょ。
と言ったら、

三女が呆れていた。

私は、痩せている。
『だから、得なのよ。

弱そうに見えるから
助けなきゃあと

思われる。
私なんか…』とガッチリ型の友人は言うが、

確かにそれも一理ある。
『中野さんて、どうしてそんなに偉そうなのか』

と、
経営者の大先輩に言われたことがあるが、

『ええ？、そうですか？
おかしいな』と言ったら、

仕方なさそうに
お付き合いをしてくれる。

社員たちもそうだ、
『全くむつみさんだったら、、』

と言いつつ、
私のお小言を聞き、

私のわがままも
仕方ないと入った目で見る。

もしかして、

わがままな人ほど
良い人が周りに集まる

って、私のことかしら。

私は、
全く別の社員を思い浮かべていたが、

考えれば考えるほど
自分の事だと思えてきた。

きゃははは
顔が赤くなった。