日刊せみなりーBLOG

頑張れ室蘭!

更新日:2016/07/21

明日から室蘭の現場である。

担当助手の気遣いU君が
言った。

『むつみさん、明日のホテル
三食付きでした。』

あら!
じゃあ、明後日の昼はお弁当?

『はい、現場まで届けてくれるそうです。』
なんと!親切!

それで、8000円は安い。
そこは、室蘭プリンスホテル、

大昔は、丸井さんだったが
ホテルになった。

部屋はツインだと言う。
それでも、3食付きなら

充分安い。
近頃は、夏場の観光シーズンになると

どこもかしこも
ホテル代は目が飛び出る値段になり

ホテル探しは難航する。
旭川などは、

駅前の少し良さげなホテルなら
朝食付きで1万を超える。

出張組は中々大変だ。
うちの会社は、

宿泊金額は定額で
夕食込みの値段だから、

宿探しは、重要なのだ。

でも、室蘭は観光客が行かないのかしら
と、少し気になる。

私は看護学校の3年間、
室蘭で過ごした。

今から40年以上前の話だから
室蘭が一番栄えた時代だった。

中央町を横切るような小道にも
飲み屋がひしめき

週末になると
その道は、肩がぶつかるほど

人通りが多かった。
キャバレーもあった。

ちょうど父が胆振支庁におり、
お土産は室蘭焼き鳥だった。

もちろん、その頃は
【室蘭焼き鳥】なんてネーミングはなく、

『へえ、たれなんだ。
からしをつけて食べるんだね。』

と話していた。

今は、アーケードが外され
普通の道になっている。

それでも、
工場の夜景や白鳥大橋が美しいから、

少しずつ観光客が
増えていると聞いていたのだが。

今年入社したはにかみRさんは
室工大出身だから、

今回の現場は懐かしいだろうなあ。
もっとも、室工大は水元町、

中央町には行かないかな。

若者が増えて
私の現場出動は減ってきた。

今回の室蘭にも行かない。

さてさて、
現場まで運んでくれるというお弁当は

どんな味かしら。
プリンスならきっと美味しいよ。

たった三年いただけなのに
室蘭もホテルも応援したくなるから

不思議だなあ。

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