日刊せみなりーBLOG

恵庭渓谷、、

更新日:2016/07/22

今朝もモゴモゴN社長と二人
千歳でお仕事だった。

うちの会社は
南区の川沿というところにあり

千歳に行くには
支笏湖方面に向かい

途中から
カキン!と曲がって

恵庭に入る道が近いと
ホンワカH君が教えてくれたので

今回のお仕事では
支笏湖方面恵庭経由で千歳に行く。

こんな近くなのに
私もモゴモゴN社長も

初めての道だった。
支笏湖よりも山の中の感じがあり

恵庭の水源地にもなっているダムもある。
標識に【恵庭渓谷】とあった。

私は、
景色に好奇心がない人で、

あ、そうなの的に
無視していたが

モゴモゴN社長は
景色及び名所旧跡に惹かれるらしく

『おい、滝が3つもあるぞ』
と、その道を通るたび言っており、

ある日の帰り道、
トイレを口実に、

恵庭渓谷の駐車場に車を止めた。

滝は、【ラルマナイの滝】
【三段の滝】【白扇の滝】と言うが、

どうも北海道の管轄らしく
見慣れた【北海道札幌土木現業所】

の文字も見えた。

この3つの滝は道路からすぐだが
それでも、熊が出そうなほど

深い森だった。
『え?行くの?』

モゴモゴN社長は
滝に向かって歩き出した。

全く乗り気でない私だが
車で待つのも怖いほど人がいないので

仕方なしに付いていく。

滝は思いの外
美しかった。

岩肌に勢い良く
水が流れている。

落ちる滝ではなく
走る滝。

遠くから見るのだが
その水が流れる岩肌に

手をつけたい気分になる。
白扇の滝には、滝壺があるが、

川はなだらかなのに
滝壺は恐怖を覚えるような

水の多さである。
『あ、私、ここダメ』

高所恐怖症で水恐怖症の私は
その場を離れた。

ラルマナイの滝と三段の滝は近いので
歩いて回れるが

白扇の滝の駐車場は少しだけ離れていた。

モゴモゴN社長は
もう少しゆっくり見たかったようだが

虫に食われ始めた私は
そそくさと車に戻った。

15分程度の休憩だった。

あまり知られていない滝だが

一匹のキタキツネが
モゴモゴN社長から離れなかったから

もしかしたら
誰か餌をあげたのだろうか。

知る人ぞ知る名所なのかもしれない
と、思った。

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