子育てをしていると
経験するのが、

ある日
あ、子どもはもう赤ちゃんではないのだ、

という瞬間だ。

それと、
同じ瞬間を私は社員に感じる。

特に
カッコマンH君、ラガーマンM君、

そして、ホンワカH君だ。
カッコマンH君は、

20歳から
ラガーマンM君は、

22歳から
うちの会社で働いている。

ホンワカH君は29歳から
うちの社員だが

人懐っこくて
可愛くて、

だから、この3人には、

まるで、
弟か子供のように接してきた。

よく怒るし、口を出す。
何をするのも心配、

というところか。
でも、今年に入って

【業務ごと時間採算システム】
を作ることになり、

細かな打ち合わせを
この3人に任せるようになった。

時間軸で自分たちの仕事を見る。
お互いの意見が食い違うのを

話し合う。
私は、最初は関わったが

今は必要な時だけ
顔を出す。

業務や部下の指導についても
前は結構細かく言っていたような気もするが

今はやめた。

もう、
立派な管理職の3人だ。

親が子どもに
口出し手出し足出しをしすぎると

うまく子育てできないのと
同じだ。

全くもう！
と思うのは

きっと
この3人が60になっても

思うに違いない。

頼りになるうちの幹部社員
私は、そろそろ

柱の陰から
見るだけの母になり

時々
忘れられないように

『ちょっとお！』と言おうかな
と思っている。