日刊せみなりーBLOG

子育て共働きは…

更新日:2016/08/21

本日は日曜日、
なれど、

仕事を溜めてしまったつけで、
私は今日も一人で、会社の鍵を開けた。

モゴモゴN社長こと夫は、
今日は、孫の子守を請け負った。

中学校で教師をする三女は、
ハンドボールの部活を担当しているので、

土日に出勤することが多い。
『お母さんもダメなの、

仕事が溜まって、やばいのよ!』
と娘に言ったら、

自分で父親に交渉したらしい。
かくして、モゴモゴN社長は、

半日保父さんとなった。

1人は、
四歳児のわんぱく男子、

1人は、
一歳児のオシメ男子だから、

社長業より大変かもしれない。
もっとも、昔から共働きで

子どもの扱いには慣れている。
どうも一歳を越えると、

大丈夫らしい。
おやつのあずきパンを置いてきたし、

アイスもあるから、
まずは、食べ物でつっているだろう。

夫は、
昔、うちの父母たちに

子育てを手伝ってもらったお返しを
自分の子どもにしているのかも知れない。

うちの父は、
この会社を作って間もなかったのに、

残業残業で、保育園の
迎えに行けない私に代わり、

うちの3人のわんぱく女子たちを
迎えに行ってくれた。

『お前、大変だぞ。
Mのオシメを替えているうちに、

上の2人がどっかに行ってしまうし』
保育園は、帰宅時、

オシメを替える決まりだった。
よくやってくれたものだと思う。

当たり前に、大正生まれだから、
子どものオシメは替えた事もない。

父は、
わんぱくなうちの女子3人を

静かにさせるために、
車の中に、

【静御前】というお菓子を、
いつも置いてあり、

『赤白あるよ』と子供たちを
大人しくさせていた。

我が家の教育方針で
お菓子は与えていなかったので、

娘たちは目を輝かせて
食べていたそうだ。

ちなみに、
夫が保育園に迎えに行くときは

近くのセイコーマートに寄り
おやつを買っていたらしい。

何も買わず、
おまけにバスで帰る私が迎えに行くと、

娘たちは明らかに
不満そうだった。

そんな事を思い出していたら、
子守から解放された夫が会社に来た。

『仕事ははかどったかい?』
『ダメ、予定の半分も行っていないわ』

私は、
わたわたと仕事を続けたが、

夫もパソコンの前に座って
なにやら始めた。

何も言わないところを見たら
子守は何事もなく終わったようだ。

スーパーじじは、
普通のモゴモゴN社長に戻ったようで、

私も、
少し残業で頑張ろう。

保育園の迎えの心配のない残業は、
気楽な事だと思った。

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