日刊せみなりーBLOG

霧の夏…

更新日:2016/08/25

千歳に通って3日目、
昨日と一昨日は、

冷涼な千歳とは思えない暑さで、
ヒーヒー言ったが、

本日は霧雨が降り
千歳らしい千歳だった。

飛行機音に空を見上げると、
お腹を見せながら飛んでいる旅客機が、

ずいぶん低い位置から
雲の中に消えていき、

その様がなんとも幻想的だった。
これは、

飛行場のすぐそばだから、
見られる景色だ。

とは言え、
夏の霧雨はちょっぴり

寂しい。
昔昔、室蘭の看護学生時代を思い出す。

学生時代を過ごした室蘭は、
我が青春の街で、思い出深く好きな街だが、

夏の霧だけは、
好きになれなかった。

もともと、
ピーカン!乾燥晴れ!

と、
大雨土砂降りが好きな私は、

どうしても霧雨に馴染めなかった。
7月8月の時期は、

札幌に帰りたいと思い
夏休みを待っていた。

結婚して夫の故郷釧路に帰ると、
そこも、霧の夏だった。

でも、
室蘭より遥かに寒い夏だった。

『子供たちには、
長ズボンと長袖を持たせてよ。』

母は、いつも言ってくれて、

『寒いから、風邪を引かせたら
大変だわ』と、

心配をしてくれた。

今、千歳は、
外国人の別荘が増えているそうで、

釧路は、
本州からの夏だけロングステイが

増えてきたそうだ。
暑すぎるところに住む人には、

冷涼な霧が、
気持ち良いのかも知れない。

明日は、札幌で仕事になった。
千歳には、モゴモゴN社長がいく。

暑い!と叫んだ夏は
あっという間に

通り過ぎたようだ。

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