日刊せみなりーBLOG

果樹王国は、、、

更新日:2016/09/15

ただいま当社では、
余市仁木の果樹園などの調査をしている。

で、私も、
『みんな、ちゃんとお仕事をしていますか?』

と、進捗状況などを
確認しに行ってきたのだが、

その果樹園の様子が
昔とずいぶん変わってきているのに、

驚かされた。

うちの会社は、
開業当初から、

余市仁木の果樹園の調査を行っており、
私も入社当初から、

特に余市の果樹園には通っていた。
昔は、ほとんどの農家でぶどうを作っており、

また、りんご、梨もあった。
それが、社会の需要が変わり、

ぶどうは、
食用からワイン用へと変わっていったが、

後継者の問題もあり、
中々大変な状況だなと

思って見ていたのだが、
今回の調査で、

私の余市仁木の感想は、
ワクワク感に変わった。

それぞれの農家さんが、
自分たちの独自性を追求しだしたようで、

高級ブドウから有機果樹、
ベリーの類も増えた。

そして、
噂通り、ミニトマトの栽培が、

盛んになっていた。
ぶどう作りに適したところは、

ミニトマトの栽培にも適しているらしい。

もちろん、
さくらんぼもあるし、

りんごもあるが、
その種類が豊富だった。

ワイン用のぶどうは、
委託栽培も行われていた。

一軒の農家さんで、
取り扱う果樹の種類が増えた印象だった。

その変わり方は、
景色をも変えたように思った。

そして、

私がワインとは思えない【ナイアガラ】のお味は、
若者たちの圧倒的支持を得ていた。

ナイアガラを作った方は、
先見の明があったのだ。

農業経営も、
時代を読んで変化を遂げ、

北海道を代表する果樹王国は、
また新たな可能性に満ちていた。

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