明日は、敬老の日だ。

我が家では、
あまり敬老の日を祝う習慣がなかった。

あ、いや、
私の祖母が健在な時は、

していたと思う。
が、

私の両親も夫の両親も
あまり、【老】感のない 方々で、

うちの子たちは、
勤労感謝の日にお祝いをあげていた。

その親たちも今健在なのは、
うちの母だけになり、

さすがに、
我が娘たちも、

敬老の日のプレゼントを
考え出したようだ。

その母は、
敬老の日のお祝いを町内から頂いても、

あまり嬉しくないようで、
91歳でも、

たとえ、
敬うという字がついても、

【老】という字は、
好きではないようだ。

確かに、
昔の高齢者は、

みんな、
敬老の日が似合った雰囲気だったが、

近頃は、
敬うがついても、老が似合わない方が

増えたように思う。
元気に敬老パスを使い、

颯爽と歩く方々に、
私も、早く敬老パスが欲しい、

と思うけれど、

まあ、パスは欲しいけれど、
敬老とは言って欲しくない心境か。

現在は、
65歳まで働くのは当たり前で、

定年も延びている。
70歳を過ぎても、

働いてる方も多く、
うちの親分肌のO顧問も

その一人だ。
私も、

そうありたいと思っている。

老人の定義は、
福祉法では、65歳と書いてあったけれど、

うちのモゴモゴN社長も
来年の1月で65歳、

うーん、
やっぱり、敬老は似合わない、

と思い、
やっぱり、勤労感謝の日に、

お祝いをするから、
ずっと、ずーっと、

働いて欲しいと思っている。