嫌いなはずのりんごが、
めちゃくちゃ美味しかった。

場所は、仁木町。
ただいま頂いているお仕事は、

果樹園の調査。
『りんごの種類も増えて…』

と、
ラガーマンM君が言うので、

『百聞は一見にしかず。
百見は、一体験にしかず。

食べてみましょうよ。』
と、言っていたら、

訪れた仁木町の直販店で
試食をやっていた。

りんごの名前は
【昂林】

早生ふじの仲間だ。

私は、
りんごの硬さが苦手で、

ふじのパリ！パリ！感が
胃にささる感じがする。

だから、
食べるとしても

旭系のつがるを
ちょこっとだったのだけれど、

昨日は、現場の休憩時間、
飲み物を調達しがてら、

りんごの直売店を訪れたら
元気の良いおばさんが、

『食べてみな〜』と、
大きく切った【昂林】を

私の手に入れてくれたのだ。

喉も乾いていたから、
どれどれ、パクリ！

と、口に入れたら、
なんと！美味しい！

とにかく
ジューシーで、

硬さの塩梅
甘さの塩梅
酸味の塩梅が、

絶妙なのだ！

私は、
その試食りんごを

むしゃむしゃ食べた。
試食にしては大きすぎるりんごは、

すぐになくなり、
なぜだか、体の疲れがとれた。

『美味しいね。』
もちろん、会社のお土産に一袋、

買った。
昂林は、今、一番人気らしい。

調査したりんご果樹園には、
何種類かのフジ系が植えられていた。

仕事でなかったら
見て終わりだったと思うが、

仕事だと
好きではないものでも

食べてみよう、
と、思うものだ。

おかげで、
私でも食べられる美味しいりんごを知った。

今が一番美味しい時期、
早生ふじの仲間、昂林。

青森のりんごも美味しいけれど、
仁木のりんごも美味しいよ。

りんごは百薬の長

明日は、
もっとたくさん買って帰ろうと

思った。