日刊せみなりーBLOG

小樽という街

更新日:2016/10/29

寒い!
マンションの窓から見える空は青かったので、

スカートを履いて、
いざ!小樽!

と思って外に出た途端、
思わず冬かと思ったほど、

寒かった。
末とはいえ、まだ、

10月なのに。
と、震えつつ、小樽の駅に降り立つと、

寒さは、
海風とともに、

増大したが、
小樽駅から見える海はやっぱり素敵で、

カップルが
一つのポケットに手を入れて、

見つめ合う姿も頷けた。
寒いは寒いなりに楽しめるのが

小樽かも知れない。

そう言えば、
今、小樽からフルーツ街道を通って、

仁木余市に通っているが、
帰り道、塩谷の手間への山道から見える、

半円の砂浜には、
白い波が大きく打ち寄せ、

寒そうなのに美しい。

とは、いえ、
寒い。。。

私は、
一人でポケットに両手を入れて、

早歩きで、
小樽経済センターに向かった。

本日は、
【小樽まちづくりにシンポジュウム】が開かれるのだ。

私は、
小樽の趣ある古い建物を、

活かす活動をしているが、
そのNPOのメンバーが、

主催者の一人になっており、
では!と言う事で聞きに来た。

シンポジュウムでは、

党派を超えて
議員さんのディスカッションを、

行うらしい。
主催者は、市民でつくるNPOだから、

さすが小樽!というか、
すごい、、、。

経済センターは、
若い学生から白髪の方々まで、

多くの方が集まっておられた。
自分の街をどうするのか、

真剣に話し合っていた。
小樽を着地型観光地にしていこう!

と言うお話だった。

札幌の隣町、
山を一つ越えたまち、小樽。

自然も歴史も何もかも違う街だが、
多くの住民が、

《自分の町》として小樽を考えている。

外の寒さを忘れてしまうほど、
みなさん、ご自分の意見を述べられていた。

寒さをも、
味方につけられる街、小樽。

どうにかして、
この町並みを残し、

小樽のさらなる活性化を目指したい。
来週の土曜日、

小樽の古い建物を所有されている方々の、
《貸せるかな、売れるかな》相談会を開く予定だ。

これからのまちづくりは、
市民の手で行う時代に入った気がした。

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