どうして、
家のベットは心地よいのかしら。

と、
出張するたびに思う。

昔、永六輔さんがラジオで、

『一週間のほとんどを、
ホテルのベットで寝ています。

ホテルのベットでも熟睡できますが、
それでも、家がいいですね』

と仰っていて、
私は、へええ、寝られるんだ！

と、
びっくりした覚えがある。

慣れなのかもしれないが、
私は、だめだ。

睡眠時間がたとえ長くても、
『あーなんだか、疲れが取れない、、、』

となる。
で、昨日の朝は、

『疲れが取れない』朝だったけれど、
本日は、

『やっぱり、朝は気持ちがいいのう』
状態で、マイベットで目を覚ました。

特別、高価なベットでもないし、
ホテルみたく、

毎日シーツを代えるわけでもない。
夫と二人でツイン出張もあって、

夫の寝言を、
ホテルでも聞いているから、

夫の存在が、
左右しているわけでもない。

いったい、
なんでだろう。

枕かしら。
なんて思いながら、

出張の用意をした。
マイシャンプーにマイリンス。

もちろん、
洗顔石鹸もマイ石鹸。

下着やら何やらをカバンに詰めた。

でも、幸せだね。
出張があるんだから。

と、心で言って、
マイベットにさようならを言った。

さあ、頑張ろう。
雪がまたちらつき出した。

雪との競争は、
ラストスパートだ。