日刊せみなりーBLOG

立派な神棚!

更新日:2016/11/18

先日、
余市のお寿司屋さんで、

それはそれは、
見事な神棚を見た。

東北の宮大工さんが作ったという神棚で、
まるで、

小さな神社だ。
幅は、1m以上あった。

さぞやご利益があるだろうと、
思わず、

ニ礼ニ拍手一礼をした。
お店の女将さん曰く、

『昔は、すんごくご利益があったんだけど、
近頃は、あんまりなくて。

20年もたつとダメなのかしら。』と。

そんな事はないだろうが、
移住者が増えているといっても、

急には景気が良くならないから、
と思ったが、

口には出さなかった。

我が実家は、
戦前はサハリンで神社をしており、、

神社をしており、
ってなんだか変な言い方だけど、

祖父は神主、
父も神主の修行中だったが、

戦後引き揚げて、
公務員になった。

父の複雑な気持ちの現れか、
この会社を初めてしばらくしたら、

突然、
客間に大きな神棚を作った。

白木の両開き戸がついていて、
開けると、

ギギギギギ
と大きな音がした。

父曰く、
神社の扉はそう言う音が、

するものらしい。
上の棚には、神様を祀る神棚、

下には、
ご先祖様を祀る神棚がある。

私のお辞儀は略式で、
子供の頃から、

パンパン!として、
お下がりを貰っていた。

この大きな神棚になってからは、
嬉しい手紙などもお供えしている。

私の中では、
仏壇は怖いけれど、

神棚は、
お天道さまに繋がる感じだ。

余市のお寿司屋さんの
刺身は、とっても美味しかった。

海のものも、
畑のものも、

美味しい余市。
きっと、

またご利益が
きっと戻って来ると信じている。

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