年を重ねると
良い事が増える。

例えば、
久しぶりに紙入札で、

他社の男性営業マンの皆様方と、
ご一緒になった時、

ちょこっと前の私は、
少し、その方々と距離をおき、

黙って、
お話だけを耳に入れていたが、

気がつくと、
初めての方もおられるのに、

ニコニコと輪に入り、
ご一緒にケタケタ笑ったりするようになった。

本日も
初めてお逢いする他社さんの、

『いやいや、鹿にぶつかっちゃって！』
と言うお話に引き込まれ、

皆さんと一緒に楽しく笑わせて戴いた。
なんでも、夜半、鹿にぶつかったのは、

小林峠と言うではないか。
それも、真っ暗だったので、

車の当て逃げだと思ったと言うのだ。
車は、中古の軽だったので、

ドアやバックミラーまで被害を受けたが、
よくよく見たら、鹿の毛が付いていたそうだ。

場所は、札幌だから驚く。
『でも、真駒内にだって熊が出るから』

と、
他の営業マンが言うので、

南区在住の身としては、
一言申したい！と思ったら、

入札会場に呼ばれたので
話はそれで終わった。

入札は、残念な結果だったけれど、
初めての場所での入札なのに、

皆さんの笑いの中に入れて頂いたので、
少し、

頬が柔らかくなった状態で、
終了し、

気持ちは楽だった。

若い時にはあった、
変な緊張がとれて、

つくづく、

年を重ねるって、
楽になることなんだなああ。

と、思った次第。