今朝、
目が覚めてカーテンを開けて、

ぎょっとした。
なんと、銀世界！

雪国に生まれて
冬は60回も経験しているのに、

どうして、
忘れてしまうのかしら。

根雪は、
ある日、突然やって来る事を。

で、
何が困ったかというと、

ハリマオウN社長から、
『除雪機の調子が悪いから、

修理屋さんに見てもらってくれ』
と、言われた事を忘れていたのだ。

どうしよう、、、
と、目覚めたばかりの夫こと

ハリマオウN社長に言ったら、
『あ、あれは、俺が電話して直してもらったぞ』

と言うではないか！
超感謝！だ。

それにしても、
昨日、『今年の根雪は遅い。』

と、
話したばかりだったのに。

これだから、
油断はできないのだ。

子どもの頃は、
この目覚めると雪国だった。が、

大好きだった。
特に、クリスマスが近づくと、

雪がないイブになったらどうしよう、、
と、焦ったものだ。

別に、
それがどうしたの話だが、

子ども心に、
イブは白くなくてはならなかったのだ。

が、
今の仕事につくと、

全く変わった。
あれは、いつだったか、

12月25日に現場に行く予定を、
立てたことがあった。

そう、雪のないイブだったのだ。
よし！これなら大丈夫！

と思ったクリスマスの朝、
外は、

美しい雪のクリスマスになっていた。
それも、大雪だった。

それでも、
現場には行ったが、

『春になったら、また来ます』
になった。

そんな事もたくさん経験しているのに、
すぐに忘れてしまうのか。

そして、
今日の雪は、

ベチャ雪だったが、
えらい吹雪になった。

そうなんだよね。
これが、北海道なんだよね。

61回目の根雪は、
ある意味、

期待を
裏切らない始まりになったようだ。