明日でお正月休みも終わり、
あーなんて短いのかしら。

と思いつつ、
本日は、娘家族と温泉に行く、

家族勢揃いの日だ。
午前中は、

スキー組と、
家で洗濯組に別れた。

もちろん、
私は洗濯組で、

もちろん、志願した。

この世の中に、
スポーツと言われるものが、

存在していること自体、
不思議だと思う私だ。

でも、そんな私も、
子供たちと一緒に、

スキー教室に行ったことがあった。
それは、

家族でゲレンデで滑ることが夢だったから。
どんなにスキーが嫌いでも、

家族で滑っている姿には
憧れていたのだ。

が、
体育が、1・2の人間が、

突然、スポーツができるわけがなく、
ある日、

スキー靴を履いただけで足がつり、
習うのをやめた。

それからは、

もっぱらロッジでコーヒーを飲み、
夫や娘たちが戻ってくるのを待つ身になった。

それはそれで面白く、

スキーが上手い夫を、
惚れ惚れと眺めたり、

夫に似て運動神経の良い娘たちを見て、
結婚相手は正解だった。。。

と思ったりしていた。
おかげで、

娘たちの記憶の中では、
ママはロッジの人！

で、私が、
ハの字で滑っていた姿は、

覚えていないようだ。

夫は、
今日は孫と滑る。

一番孫は、中学二年生で、
長野のスキー場で腕をあげているが、

今日は、スノーボードの予定。
スキーとスノボで、

一緒に滑れるのかは不明だが、
夫は、楽しいだろうな、

なんて想像していたら、
4歳児2人が、

『むばあば、たらこご飯頂戴！』
と叫んだ。

そうかいそうかい、
と、私はむばあばになる。

あと何年かしたら、
この4歳児たちもスキー組になり、

私は一人で待つ身になるのだろうか。
まあ、ロッジで待つ老婦人も悪くないか、

と、
白髪の上品な女性を想像する私。

さあて、
上品な老婦人を目指して、

今日は温泉でパックだ。

明後日からは会社だ。
そろそろ、

頭を切り替えなくちゃあ、

と思いつつも
頭は休みモードのままである。