日刊せみなりーBLOG
おまじない。。。
更新日:2017/01/19
昔から、
自分の字に対するコンプレックスが、
すごかった。
まあ、そうよねえ、この字だったら。
という字なので、
仕方がないと言えば仕方がないが、
昨年、
カウセリングの先生に、
コンプレックスが消えるおまじないを教えて貰い、
試しにやってみたら、
消えた。
そのおまじないは、
誰にでも効くわけではなさそうなので、
内緒だが、
今まで見るのも嫌だった自分の字に、
愛おしさまで感じちゃうのだから、
人の心は不思議だ。
が、しかし、
客観的に見て、
私の字は子供の字のようである事には、
違いなく、
社内でも、字の汚さは有名だ。
で、思い出したのは、
父の言葉だった。
『むつみは、字を書かない仕事だったから、
字が下手なんだよ。
事務職になれば、上手になるさ。』
なんと、暖かい励ましだろう。
でも、
字にコンプレックスを持っていると、
書くこと自体から逃れようとするので、
書かない。
ましてや、
パソコンの時代だ。
一文字も書かずに、
1日がすぎる事だってある。
というか、
近頃は、漢字が全く出てこなくて、
今朝なんて、技術者と書こうとしたら、
【術】が【行】になってびっくりした。
なんたることか。
で、
字に対するコンプレックスが消え、
現実を見る目だけが残ったので、
父の言う通り、
できるだけ、字を書くことにした。
きっと、
書いているうちに上手になるに違いない。
母は、
大きく伸びやかな上手な字を書く。
父は、
小さめだが優しい字を書いた人だった。
だから、
血筋的には、どうにかなる。
もっとも、
字は体を表すらしく、
飛び跳ねる性格が有る限り、
字も飛び跳ねているかもしれないが。
ちなみに、
図面を書く建築士は、
小さいけれど、
綺麗な見やすい字を書く人が多い。
カッコマンH君は典型だ。
本物の図面はCADで書くけれど、
野帳と言われる現場の図面は
手書きだから、
やっぱり、
綺麗な野帳は見ていても、
気持ちがいい。
私も、庭木の調査で野帳を書くが、
あのお、読めないんですけど。
と、よく言われたが、
これからは、
書く練習なので、
綺麗に書こう!
と、思っている。
しかし、
よく効くおまじないだった。
1年後、
むつみさんの字、綺麗になりましたね!
と、
きっと言われると、
思っている。