大事な用事で、
とてもお忙しい方にお会いするため、

本日は、旭川に来た。
冬の旭川は、久しぶりだった。

万が一、
JRが止まったり、

遅れたりしては困るので、
朝会が終了するとすぐに会社を出た。

今年の冬は、
大雪の影響ですべてにおいて、

余裕を持っての行動が
欠かせない。

と、札幌駅に着くと、
ぎゃおーん！というほどの混みようで、

おーーーーー
これは、JRカムイは混んでいそうだ。

では、
指定席を取りましょう。

と、
みどりの窓口に向かったが、

乗ろうとした11時のカムイは、
既に指定席は満席。

まあ、自由席に座れるかも。。
と、淡い期待を込めてホームに上がったら、

再び、ぎゃおーん！
すべての乗り口に、

2列以上に並んだお客さんで
ホームは溢れていた。

あーーー
これは、座れない。

私は昔から、
乗り物の席取りが苦手だ。

ハリマオウN社長コト夫は、
さっ！と動いて、

席を確保！する。
が、私は、

並んだ人を見た時点で
闘争心が消失し、

立つ方を無意識に選ぶ。
が、特急カムイでデッキに立つのは、

辛いなあ。
と、思ったが、

やっぱり、
デッキに立ち組になった。

ふと、
昨年のことが思い出された。

福島に出張していたハリマオウN社長、
カッコマンH君、ホンワカH君は、

仙台空港から帰ってくるはずが、
クリスマス連休の大雪で、

飛行機が欠航。
おまけに、次の日の飛行機も取れず、

仙台に宿泊し、
翌朝、新幹線に乗って、

函館から北斗に乗り継ぎ、
帰ってくることになった。

噂通り、
『新幹線は席が取れたが、

北斗は満席だ。』
と、ハリマオウN社長は言った。

『なんだか、凄い混みようだそうよ。
座れるといいね。』

と、私はメールしたが、
不安は的中したようで、

『これから、特急に乗る。』
の、電話の後、

会社のLINEに、

【ホンワカH！どこだ！
ここまでこれそうか？】

と、社長が載せた。
その一言で、

車内の様子が、
読み取れた。

後で聞くと、
その混みようは半端ではなく、

ホームでホンワカH君がはぐれ、
ようやくの思いで最終車両に乗ったが、

デッキが人で溢れて、
駅員さんがホンワカH君を押して、

やっと乗れたのだそうだ。
だから、

ハリマオウN社長たちがいる車両に、
たどり着くこともできず、

でも、

『大沼でたくさん降りたから、
座れた。』

そうだ。
もちろん、席を確保したのは、

ハリマオウN社長だった。

が、しかし、
今、ハリマオウN社長はいない。

デッキは寒く、
横揺れも激しくて、

あー
と思ったが、

砂川から、座れた。
良かった！

アジアからの観光客の皆様も、
個人旅行が増えて、

普通にJRで移動をさせるようだ。
旭川駅も人がいっぱいだった。

そして、

最高気温マイナス10℃、
最低気温マイナス33℃の文字が。。。

冬の観光都市旭川は、
寒かった。