日刊せみなりーBLOG

釧路・・・

更新日:2017/01/30

本日、
ハリマオウN社長は、

シャイなO専務、穏やかO常務と一緒に、
釧路帯広に行っている。

天候が心配だったが、
何も言ってこないところを見ると、

無事着いたようだ。

釧路は、
ハリマオウN社長コト夫の故郷だ。

今は、
両親も逝ってしまい寂しい限りだが、

両親が健在な時は、
年に何度か出かけた。

今日のような出張の時は、
ハリマオウN社長は実家に泊まった。

夜遅くに着いて、
ほとんど喋る時間もなく、

翌朝、帰るのだが、
それでも、両親は喜んでくれた。

先に知らせて、
出張がキャンセルになったら

両親が可哀想だと、
ハリマオウN社長は、

いつもギリギリに知らせていた。

何事もポジティブに考える義母は、
『喜びがすぐに来るから嬉しい』

と、言い、
たまに私が、

『今度のお正月は、釧路に帰るね』
と早めに言うと、

『楽しみな時間が増えて、
嬉しい』と言った。

優しくて、明るくて、
嫌味なところが皆無で、

それでいて、
間違ったことは言わずにはいられない!

たちで、
それは、全くの他人に対しても同じ。

バスの中で、
変なおじさんに、

嫌味な事をされている若い女性がいると、
『おばさんの方においで!』

と言って、
女性の席を変わらせ、

変なおじさんを怒るのだ。
その正義感に燃えた性格は、

時として、
大騒動を巻き起こしていたらしいが、

義父も夫も、
夫の兄たちも、

そんな義母が大好きなのが
よくわかった。

その義母の性格は、
夫に遺伝し、

会社の旅行などで、
列に横入りするやからがいると、

『おい、お前、後ろだろう』
と、相手がどんな人であれ、

必ず、言うので、
『ハリマオウN社長、いつか刺されますよ。』

と、
カッコマンH君に言われているが、

『悪いことは悪い』
と、譲らない。

私にはない夫のこの性格は、
大好きだが、

刺されたら困るので、
やっぱり、相手は見て欲しい。

なんて思う。

両親が逝き、
シャイなO専務や穏やかO常務が

釧路にも営業に行くようになり、
私が釧路に行くことは、

ほとんどなくなった。
一年位前に、法事で行ったきりだ。

夫は、仕事の合間に、
両親が眠るお寺を

訪れる事はできたのだろうか。

仏様のようだと言われていた義父と
優しくまっすぐな人だった義母が眠る町釧路。

私にとっても、
大事な想い出の地である。

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