日刊せみなりーBLOG

親知らず!

更新日:2017/02/22

この言い方が正しいかはさておき、
《親知らず》が流行っている。

それぞれに、
抜く日が決まり、

一人は、入院する大事だ。
え?!だれ?!

は、個人情報にて、
開示はダメ!だそうだ。

親知らずって、
みんなにあるの?

と、
社内で疑問が流れたが、

そんな事はありましぇーん!
でない人は、出ないのだ。

例えば、私。
歯がものすごーく弱くて、

看護婦になって夜勤を始めた途端、
あっという間に、

4ー5本ダメになり、
半分は抜歯、半分は差し歯になった。

その後、
出産のたびに、

抜歯!差し歯!を繰り返し、
気がつくと、

下の奥歯は左右ともなくなった。
歯医者さんに、

『親知らずが出てきたらちょうどいいのに』
と言われたが、

残念ながら、
親知らずは出てこなかった。

あー残念。

でも、私は、
親知らずの恐怖を知っているので、

それはそれで、ほっとしている。
昔、友人が何人も親知らずを抜き、

ぎゃおーん!と言うほど、
大変な目にあっているので、

少々食べづらくてもいい!
と、奥歯のない生活をしている。

昔看護婦の知識を述べさせて貰うが、
人間の神経の中で、

三叉神経が、
一番痛みを感じるそうだ。

その三叉神経は、
顔面を走っている。

因みに、
顔面神経は運動を司るので、

顔面神経麻痺になる。
だから、

急性副鼻腔炎も
ぎゃおーん!と言うほど痛いし、

歯痛も痛い。
めっぱも痛いし、

めっぱの切開は麻酔が効かないので、
大の大人でも押さえつけて、

切る!のだ。
あー怖い。

で、親知らずは根が深く、
太いので、中々抜けず、

たとえ、
炎症を起こしていなくても、

抜歯後は、
いたーーーーーーーーい!のだ。

私は、痛み止めが効かず、
モルヒネを使った人も知っている。

『お前さあ、どうしてそうやって脅かすの』
と、

ハリマオウN社長に言われたが、
いやいや、

脅しているのではありません。
それが、現実なのです。

と言ったら、
『それが脅しなの』

と、言われたが、
今年度も残すところ、

一ヶ月少々。
『無理せずに、休んでちょうだいね』

と言っている。

人間にとって、
歯は命。

白さが大事なのではなくて、
何本元気に残っているかが大事なのだ。

そして、
その残って欲しい本数の中に、

親知らずは入っていない。
だから、炎症をして悪さをする前に、

抜くのだが。

親から貰ったものは、
絶対大事にすべきだが、

親知らずだけは、
出てこないほうが良いようだ。

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