日刊せみなりーBLOG

働く環境?

更新日:2017/03/15

あれは、2月の事だった。

中小企業家同友会の勉強会で
鹿児島に行った。

分科会のテーマは、
経営理念を、

就業規則、労働環境に
どう反映させるか?

というものだ。
報告者の関原さんは、

新潟で美容院をいくつも経営され、
AKBの妹分の方たちのスタイリストも

されていたが、
その彼女が経営する美容院では、

12人の社員が育休をとり、
生まれた子供の数は、

19人!
素晴らしい!

色々なことが工夫され、
聞いているだけで、

働きやすいだろうな。
と、思った。

でも、
昔からそんな労働環境ではなく、

離職者が後をたたなかったというが、
これではまずいと思い、

関原さんが最初にとった行動は、

社員が何をして欲しいか、
コンサルタントの方を、

お願いして、
社員の生の声を聞くことだった。

なあるほど。
ハリマオウN社長や私が聞いても、

中々本音が出ないけれど、
プロが聞いたら、

言ってくれるかも知れない。
思い起こせば、

当社には、
ちゃんとした休憩室もないし。。。

善は急げ!
で、帰社後、

コンサルを
イズコーディネートオフィスの

鈴木いずみさんに
お願いをした。

彼女は現在、
様々な企業の、

インテリアコンサルティングを
されていて、

働きやすい職場環境作りの、
プロである。

インテリアコーディネートだけではなく、
押し付けではない、

働きやすい環境の提案も、
してくださる。

今日は、
社員からの聞き取りを、

男女立場別に、
聞いてくれ、

次回は、提案である。

私は、
看護婦からこの仕事に入った。

看護婦の職場には、
休憩所がある。

夜勤の時に仮眠をする場所、
ご飯を食べる場所、

おやすみ時間でも、
緊急時は、飛んで行くから、

かならず、
ナースステーションの近くに、

休憩所を作る。
ソファーがあったり、

畳の部屋だったり
色々だった。

でも、
うちの会社に入ってからは、

机でご飯を食べて、
椅子で休む。

なんだか、
休憩のような休憩でないような。

『休憩室も距離感を保てて
ゆっくりできる、

そんな空間を考えて見ましょう。』
と、鈴木さんは言ってくれた。

『昼休みや残業前に
休憩室を使うかは自由、

でも、
使いたい時にその空間が

用意されていることが
重要なんです。』

鈴木さんの言葉に納得だ。

働きやすい職場作り、
ハード面でも、

前進したいと思う。

記事一覧