日刊せみなりーBLOG

春!。。。?

更新日:2017/03/16

本日の南区は、
曇り時々雪。。。。

せっかく近づいた春が、
遠のいたかのように、

寒い。
あーーーー。

と、
フードをかぶり、

手袋を履いて
郵便局に出かけた。

気温はプラスだが
風が強くて、寒い!

やれやれと
ツルツル道を

ちょこちょこ歩く。
毎年の事だけど、

北国の春は
まちいどおしいよおお!

と、
口にしながら、

朝の電話を思い出した。
電話のお相手は、

赤井川村石川農園の、
石川君。

カッコマンH君の専門学校時代の友人で、
測量士だったが、

今は、
実家に帰り、

農業青年として頑張っている。
米作りも工夫を重ね、

とっても美味しいので、
取り寄せているが、

そのお米がきれたので、
送ってね!コールである。

忙しくて、
電話をかけ忘れ、

すでにお米はない。
よし、忘れないうちに!

と、
朝、8時前に電話をした。

しばし、
呼び出し音ののち、

『石川です!』
と、彼が出たが、

外のようで、
機械の音がした。

『ユメピリカ5キロを、
土曜日の午前中に自宅に送って!』

はい!大丈夫です!

と、
元気の良い声が帰ってきた。

私は、機械音が気になり、
『もう、田植えの準備なの?』

と聞くと、
『融雪剤を撒いているんです。』

と、
石川君は大きな声で言った。

『そうなの、今年も美味しいお米を
期待しているわね。』

私は、そう言って、
電話を切った。

今食べているのは、
去年の秋に収穫したお米だが、

春の田植えに向けて
田んぼの雪を溶かしているようだ。

雪が多いと雪解けが遅くなるから
大変だが、

雪が多い分、
土は豊かになるようだから

赤井川村のお米は、
美味しくなるらしい。

不思議なもので
石川君のお米を食べるようになってから、

お米を残せなくなった。
誰が、

どうやって作っているかがわかると、
その苦労もしのばれ、

無駄にできない気がするのだ。
そして、

このお米を食べるようになってから、
私は、お櫃を使うようになった。

お櫃を洗って乾かすのは少々手間だが、
あの美味しさを思うと、

手が抜けない。

土曜日には、
お米が届くから、

今晩のご飯だけ、
どうにかしようか。

ハリマオウN社長こと夫は、
今週は出張で本日帰るが、

明日は、
懇親会で夕食はなし!

と頭を巡らせるが、
こんなに寒くても、

農家はすでに
春準備、

なんだか、
顔がほころんだ。

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