日刊せみなりーBLOG

初孫なるもの。。

更新日:2017/03/20

先週の金曜日、
バスで藻岩高校の前を通ったら、

『今日、合格発表だね。』
と、バスのお客さんが話していた。

そうか、今日は発表なのか?
と、私も藻岩高校を見たが、

夕方のためか、
そこには、誰もいなかった。

我が家にも
3人の娘がおり、

それぞれに高校受験風景があったのを
思い出した。

長女は、
合格者が、

名前で張り出される最後くらいだったので、
今でも鮮明に、

その張り出された字を
覚えている。

次女三女は、
受験番号のみだったが、

それはそれで、
番号を見つけた時は、

嬉しかった。
受験とは、

家族をも巻き込んだ一大行事である。
やれやれ、大変だった。

と言うのが、
正直な感想か。

そして、
時はたち、

来年は、
孫が高校受験を迎える。

早いなあ。
と、感慨にふけるが、

今年のゴールデンウイークには、
その初孫が生まれた地を、

夫婦で巡る事にした。
行く先は、善光寺である。

孫は、
善光寺近くの保育園に通っていて、

善光寺は庭みたいなものだった。

初孫から4年後、
2人目の孫ができた。

場所は、愛知県。
4歳になっていた初孫は、

新しくできたイトコを
受け入れがたいようだった。

どうして、
自分だけのじじではなくなったの?

そんな感じだった。
そして、それから2年後、

初孫にも、妹ができた。
そして、

いとこもどんどん増えていき、
ジジ取り合戦は、激しさをましたが、

初孫は、
いつも別格で

じじから特別な愛情を受けている。

ハリマオウN社長コトじじは、
『お前だって、Nは別格だろう?』

と、私に言うが、

『うーん、かわいいけれど、
そんなに別格ではないよ。』

と答える。
夫は、ふーんと言った。

もしかしたら、
男性の方が初孫に弱いのかも知れない。

昔、
【初孫】という歌が、

流行ったくらいだから。
あ、初孫という日本酒もあった。

その、
来年は高校受験の孫は、

当たり前だが、
受験が終わるまで北海道には来れない。

なので、

顔だけ見て、
善光寺に向かおうと思う。

もともとお喋りではない初孫は
思春期に入り、

益々無口だが
笑顔はやっぱり可愛くて、

将来は、
格好良い青年になりそうだ。

善光寺横の保育園の
送り迎えを思い出す。

善光寺さんが
受験に御利益があるかは、

わからないが、
夫婦で合格を

お願いしてこようと、
思っている。

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