日刊せみなりーBLOG

椅子されど椅子。。。。

更新日:2017/03/29

ずーーーーーーと
昔。

看護婦時代、
看護学校の教務になる講習会に出た。

半年の講習会で、
色んな事を学んだが、

その中に、
人間工学の授業もあった。

詳しいことは
忘れたけれど、

その先生は、
椅子の話をされた。

現代の椅子は、
人間工学に基づいて作られています。

と。
私は、ふーーーーーん

と聞いていた。
その頃、

病棟で、
看護婦さんが、

カルテに記載するときに座る椅子は、
丸椅子。

動く椅子だから、
座ったままで勢いで移動し、

婦長さんに怒られた。
看護婦は、

基本的に座っている時間は少ないから、
そんな椅子でも充分だった。

そして、
私の人生に転機が訪れ、

今の会社に入った。
現場も行くが、

社内の仕事も多い。
椅子は、

当時では結構良い事務用椅子だった。
高さ調節もできるが、

面倒であまりしたことがなかった。
それから、

時日は流れ、
気がつくと、

その椅子たちも
20年選手を迎えていたが、

私にとっては
座り慣れた椅子で、

気にすることもなかった。

それが、
突然、興味の対象に変わった。

私は、2月に参加した勉強会で、
経営者は、

労働環境に意外に無頓着であることに、
気がつき、

プロに頼んで、
社員たちから、

希望を聞いてもらったのだが、
その中に、

椅子が座りにくくて辛い。
と言うのがあった。

確かに、
中には高さ調整が効かないのもある。

で、思い切って、
20数年ぶりに、

仕事椅子を買い換えることにした。
聞き取り調査をしてくれた、

イズコーディネートオフィスの
鈴木いずみさんに相談すると、

『内田洋行のショールームにいって、
座り心地を確かめて決めましょう!』

と言うではないか。
へええええ〜〜

そんな事ができるんだ!
場所は、ファクトリー。

もう一度、へえええええ!

で、
昨日、

はにかみRさん、カッコマンH君、
ハリマオウN社長に

鈴木いずみさんがついて、
ショールーム散策となった。

送られてきた写真を見たら、
これが、まあなんと種類が豊富。

はにかみRさんも、
いっぱい座って見たようで、

協議の結果、
一脚が決まった。

社員それぞれの希望で
肘掛はあったりなかったりだが、

その、
決まった椅子の写真を見て思った。

きっと、これって、
人間工学の結果なんだよね。

見かけは、
昔の椅子の方が、

ずーーーーーーと
楽そうに見えるのだが、

座り心地は、
多分、この未来系椅子の方が、

良いに違いないと、
思う。

記事一覧