日刊せみなりーBLOG
うーーーん、感じるなあ。
更新日:2017/04/10
今日は、月曜日。
一週間の始まりだ。
で、
私は、
整形的一病息災で入院中だが、
実は、昨日、
会社に行った。
リハビリ目的の外泊だったが、
少々、
用事があったので、
会社を覗いたのだが、
当たり前に誰もおらず、
いつも会社の内外を、
掃除してくださるMさんが、
玄関周りを綺麗にしてくれていた。
入院前にはいっぱいあった雪も、
駐車場から消えていた。
まずは、
会社の階段を上がれるかだが、
手すりがあるので、
おっちらこっちら、
上がった。
久しぶりに見る事務所は、
綺麗だった。
少し模様替えが行われ、
今年の席替えから、
私は、
入り口付近となる。
なんだか、
会社が広くなった気がする。
ハリマオウN社長と一緒に用事を済ませ、
再び、
階段を一歩ずつ降りた。
思ったより弱っている足腰に、
私より、
ハリマオウN社長の方が心配そうで、
『お前、本当に働けるのか?』
と、言っていたが、
無理しすぎないように。。
と、自分に言い聞かせる。
その塩梅が、
難しく、
自分の性格との闘いか。
それでも、
病院に戻ると、
明らかに、
外泊前より体力が戻っている。
現代風スパルタリハビリは、
意味があるようだ。
外泊を勧めてくれた看護婦さんに感謝。
で、
送ってくれた夫にさよならしたら、
ぐっと寂しくなったので、
病棟散歩をする事にした。
おいっちに!おいっちに!
四角い病棟の廊下、
一周すると150メートルくらいあるらしい。
途中で、
車椅子のご婦人とすれ違った。
入院期間がほとんどご一緒で、
顔なじみだ。
ご婦人は、
『奥さん、いいわね。歩けるのね。』
と言って、
ため息を付き、
『夕方は、嫌だわね。
寂しくて。朝は、元気なのよ。
よし!今日も1日頑張ろう。
と思うの。
でも、
夕方になると寂しくて、
夜は長いわね。』
と、言った。
私の母と同年輩のご婦人だ。
『私の母も、
夕方になると寂しくなるようですよ。』
と言うと、
『そう、みんな一緒ね。
でも、あなたは若いから寂しくないでしょ?』
と、
ご婦人は言われたが、
私は少し返答に困った。
うーん、
寂しくないといえば嘘になるけれど、
きっと、
私が感じている寂しさは、
母やこのご婦人が感じている寂しさには、
到底およびもつかない、
子供じみた寂しさだと、
思った。
ご婦人は、
『でもね、頑張らないと!』
と言ってお部屋に帰られた。
さてさて、
一週間後の月曜日には、
職場復帰をしているはず。
今日も1日リハビリだ!
と、
晴れた藻岩山に柏手の朝だ。