日刊せみなりーBLOG

ありがとうございました!

更新日:2017/04/13

朝、
カーテンを開けたら、

雪だった。
あらまあ、

整形的一病息災入院から3週間、
本日は、

晴れて退院!
なのに、

晴れてない。
まあいいか、

これから、
春になるだけだよおお!

と、
心だけ春で、

吹雪を見ていたら、
看護婦さんが、

『もうちょっと、
天気がおさまってから、

帰られたら如何ですか?』
と、言ってくれたが、

『タクシーなので、大丈夫です。』
と、予定通り、

帰宅した。
本日、

夫ことハリマオウN社長は、
補償コンサルタント協会の会議だ。

支部長を、
務めさせて頂いているから、

大事な会議なのだ。
私といえば、

リハビリの先生から、
『全く問題なく経過しましたね。

あとは、
やりすぎにだけ注意してください。』

と言われるほど、
経過は良好だ。

ありがたい。

ちなみに、
どうして、

やりすぎる傾向がある事を、
リハの先生はわかったのだろうか。

そう言えば、
いつも廊下でご一緒する車椅子のご婦人にも、

『やりすぎに注意よ』
と言われたっけ。

そのご婦人は、
今朝早く、

リハビリの専門病院に
転院された。

ご挨拶をしようか迷ったけれど、
なんだか、泣きそうでやめた。

私が、
リハビリを始めてからのご縁だから、

2週間近く毎日、
『頑張りましょうね。』

と励ましあった仲だ。
私の母と同年輩で、

ご出身は東海地方、
おうちは、神社だと仰っていた。

なんだか、
うちの母と父を足して二で割った感じ。

うちの母は、
岡山出身で、

父の父は樺太で、
神主だった。

ささやかなご縁だったけれど、
このご婦人に、

教わる事は多かった。

『私、生きたいから、
頑張るわ!』

大先輩にそう言われると、
自分って、

ふにゃらだなあ。
と思った。

私の完全ベット上生活は、
1週間くらいだったが、

あまり記憶にない。

まさか、
その二週間後、

一人で退院できるまでに、
回復ができるなんて、

想像もできなかった。
人間の回復力に驚くと共に、

支えてくれた家族や
休ませてくれた会社に感謝だ。

着替えを済ませ、
スタッフステーションに挨拶に言ったら、

若い看護婦さんたちが、
『わー私服を着たら、

誰だかわからなかった!』
と、嬉しい事を言ってくれた。

病人には見えないらしい。
エレベーターまで送ってくれた看護婦さんに、

曲がらない腰で
会釈をした。

いい病院だったなあ。
でも、

もう来ない方がいいなあ。
と、苦笑い。

外は、
吹雪だったけれど、

3週間ぶりの河川敷の雪は
明らかに少なくなっていた。

春近し!である。

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