内緒ごとは、
続かない。。。。

大の酒好きの私だが、
当たり前に、

22日間の、
整形的一病息災の入院生活では、

禁酒。

そして、
当たり前だが、

お酒を飲みたいとも、
思わなかった。

のに、
退院し、

夫は、
コンサルのお仲間と懇親会で、

私は一人夕ご飯を
頂こう！とした瞬間、

あ、ワイン
飲んでみようかしらん。

と思った。
おかずは、

夫が作っていたオムレツと
野菜炒めの残りだ。

野菜炒めは、
先週の土曜日の外泊時に、

作ったもの。
もちろん、

傷んではいなかった。
たったこれだけだが、

やっぱりワインでしょう！
の気持ちで、

少しだけ、
飲んでみることにした。

背中の骨は、
まだ完全についてはいないし、

しっかり歩けないから、
ほんのほんの少しよ。

と、
自分に言い聞かせ、

50ccほど
グラスに入れた。

だって、
ワインは貧血に効くのよ！

言い訳は続く。

で、
オムレツを一口、

うん、美味しい。
で、

ワインを一口、
うん、美味しい。

でも、
いつものようには、

進まない。
おかしいな。

どうしたのかしら。
結局、

50ccの最後の一口は
どうしても入らず、

あーーー
勿体無い。

明日、
料理に使おう。

と、
冷蔵庫に入れた。

あーナンテコッタ。
体は、なんて正直だ。

ただいま、
背骨の再生に、

全力投球です！
アルコールの分解に使うエネルギーは、

ありません！

と、
言っているかのごとく、

大好きなワインさえ拒否する。
そうですよねえ。。。

と、
私は、昨夜7時過ぎに寝た。

が、
悪いことは、

バレるらしい。
本日、

様子を見に来た三女が、
冷蔵庫を開け、

『あら、お母さん、
どうして、ワインがグラスに入っているの？』

え？
あああ、はははは、

昨夜さあ、
ほんのちょっとだけ、

ちょっとだけだよ、
味見をしたのよ。

そしたら、
飲めなくてさあ。。。。

三女は、
ちらりと私を見て、

『お母さん、禁酒するって、
言っていなかった？』

いえいえ、
そんなことは、、

言わなかったような。。。

『お姉ちゃんたちに言うよ！』
ああああ、それはダメよ。

長女は、特に、
怒るから。。。。

やれやれやれ、
入院中、娘たちにも心配をかけ、

三女には、
忙しい中、病院にも通ってもらった。

感謝してますよ。
ホント。。。

でもさああ、
飲んでみたかったのよ。

ワイン。。。

あああああ
仕方ない。

きっと、
骨がついたら、

自然に飲めるようになるでしょう。

だから、
娘たちよ、

その時は、
飲ませてね。

この気持ち、
飲兵衛にしか、

わかるまい。
あーーーー。