日刊せみなりーBLOG

おせっかい!

更新日:2017/04/27

新年度に入り、
それぞれに、

営業、打ち合わせと、
社員はみーんな、

忙しく動いているが、
整形的一病息災の私は、

入院中に溜まった仕事に終われ、
社内で行ったり来たりと、

悲しい限りだ。
あーーー

お外に出て仕事がしたいなあ。
と、ブツブツ言いつつ、

パソコンに向かっていたら、
友人から、

なにやら、
レターパックライトが

届いた。
何かしら。

誕生日でもないし、
クリスマスでもないし、

それとも、
何かの会のお誘いかしら?

と思って開けたら、
素敵なハンカチーフ2枚と、

お手紙が入っていた。

『おかげさまで、5年が経ちました。』
友人が大病をしてから、

もう、
5年だった。

その手紙には、
私のいつものお節介で、

『病院に行きなって!』
と、

脅しやら脅しやらのおかげで、
命が助かったと、

感謝の言葉があった。

私は、
手相にも【お節介】が出るほど、

お節介だ。
たまには、疎まれるが、

やめられず、
『あのさあ〜』

と、
余計な忠告を言ったり、

時には、
行動したり、

と、止まらない。
でも、

そのお節介で命拾いをしたと、
感謝をされたのは初めてで、

なんだか、
とーても、嬉しくなって、

涙が出た。

お節介は、
感謝されたくてする、

と言うより、
持って生まれた性格で、

自然に口や体が
動くだけだ。

近頃は、
疎まれている方が多いのでは?

と、
自粛しているが、

それでも、
自分が知っていることで、

力になるのなら、
いくらでも、

お裾分けをする気分である。

でも、
本当に良かった!

15年の看護婦生活で、
病気の基本的な知識は、

多分、
普通の方よりは多いと思う。

が、
実はその友人は、

その大病とは関係ない病気の相談を、
私にしたのだ。

で、
私は、

それは、やばいって!
病院に行きなって!

と、
勧め、

彼女は受診し、
偶然、

全く違う病気を発見されたのだった。
私の病気の感は外れたのだが、

私が脅さなかったら、
忙しい人だから、

多分、
病院に行かずにいただろう。

まあ、
そんな事もあるのだ。

神様が、
こいつの口を借りて、

病院に行かせよう。
と、思ったに違いない。

手相にも表れる私のお節介は、
きっと、神様が、

『人の力になるために』
くれた性格なのだと、

思うことにした。

で、
夫にも、

『もう寝たら?
飲みすぎじゃない?』

と、
忠告したら、

『お前、この頃性格、
悪くなったんじゃない?』

と言われた。

全く!
神様からのお告げかもよ!

と言おうとしてやめた。

夫にとって、
妻のお節介は、

本当にお節介だと、
学んだ次第だ。

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